入念な準備と細かい気配りにより、異業種への転職を成功!
お会いするまで
コンコード社との出会いは、当時転職先として考えていたNPO「クロスフィールズ」の団体HP内にあった小沼氏とコンコード社代表渡辺氏との対談記事でした。
そこで得た印象は、コンコード社は他のエージェントと違って、求職者が応募できそうな案件を紹介するのではなく、各人の今まで・これからを一緒に深堀りして考えた結果、考えられるポジションを提案してくれる場所というものでした。
そこでコンコード社のHPを拝見し、事業会社への転職依頼という形で登録しました。
実はそれまで他社を利用していて、エージェントそのものの印象はあまり良いものではありませんでしたが、コンコードのキャリアコンサルタントの方は上述のようなコンコード社の理念に忠実で、彼女に会ってエージェントに対する印象が180度変わりました。
転職活動期間
準備期間(書類選考-応募)
トータルの準備期間は4カ月程度です。
転職前にMBA受験も考えていたため、英文レジュメは既にしっかりしたものが完成しておりましたが、和文履歴書・職務経歴書を持っていないという、イレギュラーなパターンだったと思います。
職務経歴書を書く上で注意したのは、証券会社のリサーチ出身という事実から容易に推察されるであろう能力(分析力・プレゼンテーション能力など)以外の点をアピールできるエピソードをピックアップして書いた点です。
私の場合は、自らチームに働きかけてグローバル案件に協力して仕事を成し遂げたエピソードを用いて協調性や行動力をアピールしました。
また、異業種への転職であったため、志望理由書が不要の場合でも提出するようにしました。
これにはコンコード様のお力に大変助けられました。
自らの視点でみた他社比較とエージェントの視点からみた他社比較を見比べたり、選考中の企業が力を入れているプロジェクトにとって自分のこれまでの経験をどう生かすことができるかを何度も考えて、キャリアコンサルタントの方にご意見をいただいたり、2人でディスカッションしていく過程はとても楽しかったです。
また、志望理由書を書くにあたっては、関係しそうな人に意見を求めることも怠りませんでした。
たとえばA国のスタートアップ支援事業に関することであれば、実際にA国出身の友人にマーケット状況を確認したり、Linkedinのコネクションから情報をもらったりして、業界研究も熱心に行いました。
選考期間(面接)
あらゆる想定質問を用意して、それに対する回答も簡潔に答えることができるようにイメトレを欠かしませんでした。
さらに面接後には聞かれた質問をメモしながら、次回に向けて反省しながら準備を進めました。
面接は最終フェーズに近づいたとしても、その企業のHPを毎回見て新しい情報が更新されてないか、業界全体ではどのような動きになっているのか、その企業の理念やポジションの業務内容・求められる資質は何か、再チェックは必ず行いました。
また、一番大切なことは、面接をしてくださっているご担当者様と双方にとって充実した時間を過ごすことなので、毎回笑顔で元気でいられるよう、面接前にカフェで趣味のヨガの呼吸法を行いながら時間に余裕をもって自分がリラックスできる時間を作るようにしたことも大切な要因だったのではないかと思います。
最後に
私の転職は、異業種かつ前職とは別ポジションを目指していたため、難航するであろうことは承知のうえで行っていました。
しかし、実際挑戦してみると、業界研究に時間がかかるのはもちろん、自己分析をその業界と照らし合わせて何度もし直し、先が見えない中で仕事は確実にこなさないといけない状況下におかれるため、精神的に辛い時期もありました。
しかし、コンコード様には私の小さい心配事をいつも一生懸命聞いていただき、しかもポジティブフィードバックまで下さり、非常に支えられました。
彼女に出会えたことも、転職活動をしてよかったことの1つです。
転職活動そのものに対する意見は人それぞれ賛否両論ですが、自分キャリアに対する軸が固まったのであれば、それを信じてそして自分の信頼できるパートナーと一緒になって、進めていくのが後悔なく格好いい生き方なのではないかと思います。
そんなパートナーがいるのがコンコード社だと思います。