コンコードさんのバトンで繋がれた、本命企業への内定
コンコードさんと初めてお話しさせて頂いたのは5年以上前。
当時の自分は日系大企業の営業職で市場価値が高くないという自己認識があり、キャリアアップしようにも何をしたらいいのか見当もつかない状態でした。
別の大手エージェントさんからは「あなたの経歴で外資に行ける可能性はゼロ。とりあえず行けるところに手っ取り早く行ったほうがいい。」というアドバイスでキャリアに絶望してしまいそうでした。
そんな中で、コンコードさんは初回面談から私の想いを聞いて下さり、長期的に志したいことを安心してお話しでき、お話ししているうちに考え方や整理されていって、何となく道が開けた感じがしました。
何よりも驚いたのは、初回面談では具体的な転職の話や個別求人案件は出てこなかったこと。私の場合は今すぐ行けるところにとりあえず転職しようという選択肢ではなく、現職でもう少し経験を積んでからという方向性に納得でき、コンコードさんは信頼できました。
その後、時々市場の参考までにということで求人情報も送って貰ったものの、厳選されたもののみで、忙しくお返事しないことが殆どであったものの、実はコンコードさんのメールはよく読んでいました。
季節の挨拶を頂いたタイミングで、たまに短時間のキャッチアップ面談でお話しをさせて頂く中でも、話を否定せずにじっくり聞いて下さりつつ、難しいことは難しいとはっきり難易度は教えて下さり、やりたいことに近づくにはどのようなアプローチがあるのか、キャリアデザインが徐々に進んでいきました。
転職活動は数年が経過し、前任の矢田さんが念願の海外MBA留学をされるということで、小寺さんにバトンタッチ。小寺さんは矢田さん同様、物腰柔らかでまずは私のことを理解しようとして下さって、コンコードのキャリアコンサルタントの方々に共通する姿勢に、少数精鋭の質の高さも感じました。
小寺さんとお話しさせて頂いた時点で具体的に活動しようという自分自身の気持ちもあり、ちょうど開催のあったコンサルのセミナーを案内して頂き参加しました。本命の第一志望群の企業に目標を定めつつ、内定獲得に向けて第二志望群も含めた戦略を一緒に練りました。どういう対策が必要なのか、何から手を付ければいいのか、コンコードさんは情報が整理されており、やることが明確でした。
現職業務も過去一番の忙しさであり、活動を並行するのは決して楽ではありませんでしたが、このタイミングで活動したいという気持ちがあったことと、コンコードさんそして小寺さんへの信頼もあり、言われたことは何とか時間を捻出して取り組みました。
正直、活動の前半は順調で本命企業以外も順調に進み、面接官の方からのフィードバックも悪くなく、自信を持って進めていました。ところが、最終面接で連続お見送りとなる局面があり、気持ち的にものすごく追い詰められました。周囲に転職活動のことなんて話していませんし、もし本命もうまくいかなかったらと思うと、孤独と不安を感じずにはいられませんでした。
あまりの不安をお電話で吐露した際、小寺さんは『試練が来ることはあるが、Y様はこれまで複数回お話しした印象から実力は備わっているので大丈夫。ここで弱気にならず信じて頑張りぬけば必ず本命の企業から内定がもらえる』と言って背中を押して下さり、自分を信じて今までの経験全てを発揮しようという気持ちになれました。
本命企業の面接の際は、人生で何度かしか経験したことのない自分の『底力』のようなものが出て、難しい面接を突破することができました。小寺さんの素晴らしいところはこちらが焦りや不安を感じているときに、不安から抜け出す『きっかけ』を下さり、前を向かせてくれたことです。想定外のことが起きても必ずベストなご縁があると後押ししてくれ、私も自分自身を信じて頑張りぬくことが出来ました。
このメリットは正直言って相当大きく、本やネットからは得られないです。
また、キャリア採用の活動は初めてという中で、先に内定を頂いた企業への回答や入社条件の交渉など何とお伝えすれば失礼にならないか悩ましい場面も多々ありましたが、都度アドバイスをいただいて、結果的に最善の形で進めることができました。
実際に活動を開始するまで5年以上、実は色々な転職サービスにお世話になりましたが、コンコードの小寺さんと矢田さんに匹敵する素晴らしいキャリアコンサルタントの方にはお会いしたことがなく、長期的な目線でキャリアに寄り添ってアドバイスするのは本当に難しいことだと思います。
この体験談を読まれている方は漠然とした不安を抱えられている方が多いと思いますが、ぜひコンコードさんに一度キャリア相談をと思います。本当にありがとうございました。
担当キャリアコンサルタントより
想いの実現に貢献できたことを、私自身非常に嬉しく感じております。
活動においては、とても真面目かつ慎重なお人柄ゆえに控えめな表現になりやすく、大事な場面でご自身の全力を出し切れずに悔しい思いをされることが複数回ございました。
実力はお持ちのかたでしたので、最後の最後、一番大切な局面で底力を発揮頂ける瞬間まで伴走させて頂けたことが何よりです。
入社後もじっくり着実にご活躍を頂けるかたと確信しております。
今後も折に触れて、ご活躍の様子をお伺いできますことを楽しみにしております。
ディレクター
小寺 礼香 略歴
東京大学教養学部を卒業後、三菱商事に入社し自動車および食品事業の事業開発を担当。外資系戦略ファームのベイン・アンド・カンパニーでは全社戦略案件および採用活動に従事。コンコードに参画後は、コンサルティングファームおよび事業会社やPEファンドへの支援実績を豊富に持つ。