40歳・未経験からの外資系コンサルファームへの挑戦
コンサルティングファームでの勤務経験がない私にとって、一般的には40歳でのコンサルティングファームへの転職の挑戦は簡単ではなかったように思います。
そのような状況で、第一志望のファームから管理職オファーをいただけたのは、コンコード、ひいては担当の竹端さんによるサポートの賜物であったと振り返っています。
具体的には、3つ挙げられるかと思います。
職務経歴書のテンプレート
たかが職務経歴書と思う方もいるかもしれませんが、求職者と企業をつなぐ唯一ともいえるコミュニケーション手段という大役を担っていると思います。
今ではテンプレートをWeb上で簡単に手に入れることが出来ますが、コンコード独自のテンプレートは、それをきちんと埋めるプロセスを通じて、過去のキャリアの棚卸しやメタ化(要するにその経験は誰に何の価値を生んだのか?など)を問いかけてくるような、実績から得られた知見が垣間見えるものでした。
インタビュー対策
他のエージェントについては詳しくありませんが、必要十分な対策を行っていただけたと思っています。
確かにたくさんの企業のインタビューを数多く受けることで場慣れすることも重要かと思いますが、それでは面接の細部へのフィードバックが得られないまま数をこなすことになります。
こちらの発言に対して、時には耳の痛いような指摘も、こちらの立場を尊重しながらアドバイスいただくことで、自分の中で腹落ちして修正することが出来ていたように思います。
フォローアップ
一番驚いたのが、入社先決定後のフォローアップです。
具体的には、オファー受諾後もメールはもちろん、オンライン会議で入社後の心構えや推薦図書、入社直後の振る舞いにおける注意点などのアドバイスをもらう機会がありました。
この体験記も、入社して1か月後に「ご状況いかがですか」というご連絡をいただき、慌てて思い出して筆をとった次第です(笑)。
フォローアップは新たな環境での不安を緩和し、よし頑張ろうという気にさせてもらえ、コンコードにして良かったなと思う最大の理由の一つです。
以上、少しでも参考になれば幸いです。
担当キャリアコンサルタントより
Sさんと初めてお話した際に、前職でご活躍なさる中で、将来へのご志向と現状での危機感をお持ちでいらっしゃったのが印象に残っています。
体験談にもご記載いただいた通り、一般的には難しい挑戦にはなるものの、強いご意志としっかりとしたご経験をお持ちであり、そしてPDCAサイクルを回してご自身を高めていく持ち味を発揮いただいたことで、ご希望のキャリアをつかんで頂いたと思います。
職務経歴書のテンプレートにも言及いただきましたが、前職でのしっかりとしたご経験を棚卸しし、私からの問いかけ・指摘を活かしてブラッシュアップしていただいて、Sさんの魅力が伝わる形に作成いただいたことの賜物と思います。
ご入社後、さっそく楽しみながらコンサルティングプロジェクトに取り組んでいただいているご様子が伝わってきました!
新しいキャリアですのでキャッチアップも必要と思いますが、是非楽しみながらクライアントに貢献し、プロフェショナルとしてのキャリアを深めていただければと思います!
ディレクター
竹端 直弥 略歴
東京大学工学部・同大学院工学系研究科卒業。鹿島建設、ブーズ・アンド・カンパニー(現PwC Strategy&)、ヘイ・グループ(現コーン・フェリー)等で新規事業開発、リーダーシップ開発、組織変革等のプロジェクトをリード。その後、コンコードに参画。米国CTI認定プロフェショナルコーチ。