多忙な仕事と転職活動を両立し、第一志望のファームへ
私は、「コンサルティングファームは自分には縁遠い業界」と考えていました。
そんな私の経験が、転職をお考えの皆様にとって、ご自身の力で構築する「能動的なキャリア」への第一歩を踏み出す一助となりましたら、それ以上に嬉しいことはございません。
コンコードさんとの出会い
私がコンコードさんと出会ったのは、新卒で入社した会社でもうすぐ2年が経つ頃でした。
そして私は当初、コンサルティングファームへの転職は考えていませんでした。
当時の私は、新卒で入社した会社での経験年数が短かかったため、積極的な転職活動は行なっていませんでした。
他方で、「一人のビジネスパーソンとして、どうやって世の中に貢献したいか?」と自身に問う時、当時の職場では物足りないと思う気持ちは否定できず、「いつかは自分で転機を作らなければ」という意識は強く持っていました。
実は、コンコードさんは、私が初めて、そして唯一自分から問い合わせたエージェントさんでした。
私がコンコードさんに問い合わせた内容は、当時興味があった「ヘルスケア業界への転職の可能性を知りたい」といったものでした。
コンサルティング業界を志望するようになったきっかけ
「高齢化が進む日本において、ヘルスケア業界で長期的に社会の役に立ちたい」と意気込んでいた私が、将来の目標を叶える為の第一歩としてコンサルティングファームという選択肢に目を向ける事ができたのは、コンコードさんのお陰です。
コンコードでの面談は、「長期的なキャリアゴールを明確化した上で、今やるべきことを明確にすること」に重点をおいた丁寧なカウンセリングでした。
こういった自己分析はとてもシンプルなようで、案外出来ていない人が多いのではと思います。
なぜなら、どんなに注意を払っても、キャリアのゴールや採るべきアクションを自分で設定すると、無意識的に主観的な制限がかかり、可能性を狭めてしまっているためです。
実際に私は、面談の中で、自己分析を進めることとキャリアを長期的に考えること、そしてキャリアコンサルタントが仰った、「Yさん、コンサルに向いてると思います。」という客観的なご意見をいただいて初めて、コンサルティングファームへの転職が、自分のキャリアにとってベストな選択肢と考えるようになりました。
多忙な仕事と転職活動を両立し、第一志望のファームへ
いざ転職活動をしようと考えた時、私の最大の問題は「仕事が忙しいこと」でした。
平日は日付が変わってからタクシーで帰宅することも多く、週末は睡眠時間を確保することで精一杯で、転職活動の時間が潤沢にとれる状況ではありませんでした。
今振り返ると無謀でしたが、「本当に入りたい企業だけ応募したい。それでダメなら諦めます。」との意思をお伝えしたところ、快く私の意思を尊重して下さっただけでなく、できるだけ本命企業の面接で私の魅力を最大化して見せられるよう、本当に細やかにアドバイス・サポートをして下さいました。
結果、最終的には1社に絞った転職活動をしていましたが、無事に第一志望のファームから内定をいただくことができました。
このような結果が得られたことは、ひとえにコンコードさんのお力添えがあってこそだったと思っています。
転職を志す皆様のご状況は様々だと思います。
中には、多忙な日々を過ごされている方もいらっしゃると思います。
しかし、「今は忙しいからそのうち・・・」と考えていては、いつまでたってもチャンスを掴む事はできません。
コンコードさんは、相談者に無理に応募を強いることはせず、本人の状況・意思を尊重し、応募した企業での選考には万全な状態で臨めるようサポートをして下さる、信頼できるプロフェッショナルだと思います。
転職をお考えの皆様へ:「能動的なキャリア構築」に必要なこと
おわりに、今回の転職を通して私自身が考え、学ばせていただいたことを、僭越ながらお伝えしたいと思います。
それは、「能動的なキャリア構築」の大切さです。
感覚値で恐縮ですが、日本には、まだどこか「企業が自分のキャリアパスを提供してくれる」という考えが根付いている印象を受けます。
しかし、世の中が急激に変化・多様化する中、特定のビジネスモデルだけで長期的にニーズを創出し続けることは難しいと言われています。
そのような環境下において、長期的に価値のあるビジネスパーソンになるためには、「能動的に(=必ずしも企業に依存せず)」スキルを磨くことが必要なのではないでしょうか。
私は、今回の転職活動を通じ、「能動的なキャリア構築」には大きく2のことが必要であると学びました。
- 自分が貢献したいと思える領域を決める(問題意識とゴールの設定)
- 客観的な視点による可能性の発掘
前者は自明で、自分だけでもある程度出来るかもしれませんが、後者についてはプロのキャリアアドバイザーの手を借りない限り不可能です。
これら2つが揃う事で、キャリアビジョンは格段に洗練されます。
もちろん、転職をしなくてもご自身のキャリアゴールが満たされるのであれば、それはとても素晴らしい事です。
転職はひとつの選択肢にすぎません。しかし、もしも転職をご検討の皆様が「能動的なキャリア構築」に共感し、それを実行しようと考えるとしたら、コンコードさんは紛れもなく素晴らしいパートナーであると思います。