メーカー勤務から医学部受験期間を経てみごと人事コンサルファームに転職!
【この体験記の目的】
なぜコンコードさんだったのか、内定を頂くまでの進め方、転職活動を終えた感想、を綴る事で、僭越ながら転職を考えられている方の背中を押すことができたらと考えています。
転職までの経緯
ある外資系メーカーで働いていたが、そこでの経験から働くヒトを元気にする仕事がしたいと考えるように。
最初は産業医を目指すが、受験に失敗。他のアプローチ方法も探すべく転職活動を並行して行う。第二新卒という括りに入る。
なぜコンコードさんだったのか
まず私の中で、転職エージェントの方にサポートを受ける、というのは心に決めていました。
それは、プロの方の客観的意見や非公開案件紹介などのサポートが頂ける、日程調整や条件交渉などは第三者の方が間に入った方がやりやすい、といった理由からでした。
しかし、どのエージェントにお世話になるかは決めかねており、実際に大手2社のエージェントの方ともお話しさせていただいておりました。
日程調整や交渉等のサポートは評判通りどこも充実していると感じたので、『どれだけ真剣に向き合ってくれるか』『魅力的な案件をどれだけ頂けるか』『担当者との相性』で選ぼうと考えていました。
大手2社は、なるべく早く転職させようとする、また頂ける案件も数は多いが今ひとつピンとこないものばかりという状態でした。
それに対して、転職するかどうかも含め、「次のステップで何をすべきか」を担当者の朏さんとじっくり話せた事、実際に魅力的な案件を十分な量紹介して頂けた事、なにより朏さんが一番なんでも話しやすい担当者様だった事、からコンコードさんにサポートをお願いしました。
転職活動の進め方
内定を頂くまでの重要なファクターである、応募先の選定、提出書類、面接の3点に分けて書かせていただきます。
まず、応募先の選定。このフェイズは、「なぜ御社でなければならないのか」という、選考において最も重要な問いの答えを用意する段階であり、書類や面接で話す内容の完成度を大きく左右すると考え、十分に時間をかけました。
具体的には、『今までの自分の考え方の変遷を見つめ直し、今後のキャリアの全体像を具体的にし、そこから自分のやるべきことを逆算していく』という作業を朏さんと二人で時間をかけて行いました。
そして、私の志望は、『人事機能に関してフルラインナップのサービスを提供している組織人事コンサルティング会社』に絞られました。
次に提出書類。企業に提出する職務経歴書、志望動機書は、単に一次選考の合否に関わるだけでなく、すべての面接の前に面接官に読まれるという意味で、その後の面接の合否にも影響を与える重要なものだと考えていました。
なので、論理の流れを明快にし、分かりやすいものに仕上げる為に、全書類で合計15回以上朏さんにリバイスして頂きました。
少し手間のかかる転職者だったかと思いますが、面接時の志望理由確認や成功体験説明が毎回スムーズだった事を考えると、時間をかけた価値はあったと感じています。
面接に関しては、話す内容に関してはすでに固まっている状態だった為、ケース面接に対応出来るか、一緒に働きたいと思わせられるか、に絞って対策をしました。
具体的な準備としては、ケース面接の対策を朏さんと模擬面接の形式で数回行う、想定質問に対する回答を一つ一つ作成する(引き出しを多く作っておく事で、よどみなくハキハキ受け答えが出来ました)、また面接の後に振り返りを適宜行い修正を加えていく、などが挙げられます。
特に、経営コンサル出身の朏さんのケースのレビューは他では得られない貴重なサポートだったと感じております。
転職活動を終えて感じる事
転職活動スタート時は、初めてということもあり、転職に関して漠然と期待と不安を持っていました。
内定を頂いた後に転職活動全般を振り返ると、転職活動は人生のメンテナンス作業だったと感じます。
なぜなら、一つ一つの転職ステップと真剣に向き合う事は自分自身の過去と未来を見つめ直す事と同義でしたし、そこで考えた事を受けて進む方向を微調整していくという作業が転職だったと、今感じるからです。
このメンテナンス作業に真剣に向き合うと、自らが進む道に対する納得感が増し、「内定」を頂ける。漠然と不安に思ったり、期待したりする必要は無かったなと感じています。(もちろんここまで順調に転職活動を終えられたのは朏さんのサポートがあったからである事は言うまでもありません。)
これからは、今までの転職活動で語ってきた目標を実現するべく、転職先の会社で頑張っていきます。
コンコード様、そして朏様、本当にありがとうございました。
担当キャリアコンサルタントより
少しお話しして非常に優秀な方とわかったので、キャリアの棚卸しを時間をかけて行いご自身の目指す方向の輪郭が見えてきたら、あとは内定獲得までのスピード感はかなり早いものでした。
世の中には本当の意味でキャリアを第三者的に相談することができる機関や人がほとんどない中で、Mさんのような方をサポートすることができたのはキャリアコンサルタント冥利につきる、と感じました。
なおMさんは、その後転職先で高い評価を受けていると様々なところでお伺いしています。
マネージングディレクター
朏 徹 略歴
一橋大学経済学部卒業。松下電器産業(現・パナソニック)を経て、デロイトトーマツコンサルティングに入社。経営戦略策定・オペレーション改善・リスクマネジメントなど幅広いテーマでコンサルティングに従事。コンコード参画後はコンサル志望者やコンサル出身者のキャリア設計を支援する。