複数社内定の上、最終的には自主応募の企業への意思決定
大学でポスドク研究員をしつつ企業への就職活動を考え始めた頃、同僚がコンサルティング会社に就職したことをきっかけにコンサルタントという仕事に興味をもちました。
転職サイトに登録後お声をかけて頂いた様々な転職エージェントの方と面談をした後、最終的には知人からおすすめされたコンコードエグゼクティブの餘茂田さんと転職活動をすることに決めました。
餘茂田さんとの面談を通じて面接の場における基本的な所作のチェックをして頂いたのに加えて、コンサルティング会社特有のケース面接について特に転職活動序盤で高頻度で練習と対策にお付き合い頂きました。
その甲斐あって、転職活動から3ヶ月ほど経った頃には、複数のコンサルティング会社から内定を頂くことができました。
一方で、面接を重ねる中で、本当に自分は心からコンサルタントになりたいのだろうか、何となくキラキラしているイメージに惹かれているだけなのではないか、という捉えどころのないもやもや感が少しずつ芽生えてきていました。
そんな中、たまたまあるメーカーから私の研究領域で求人があることを知り、私の方から企業のwebサイトに直接応募をしたところ、内定を頂くことができました。
餘茂田さんには、コンサルティング会社とメーカーの内定のどちらを受諾しようか迷っていると正直にメールにてご相談しましたところ、次回は面接対策ではなくキャリア面談をしましょうとのご提案をお受けしました。
この面談では、もやもや感の正体を直視しようとしない私に対し、厳しい言葉も交えて私の深層心理を深掘りして頂きました。その結果、自分の心に正直になり、コンサルティング会社の選考を辞退し、メーカーへの内定を受諾する決断を下すことができました。
このように、最終的にはコンコードエグゼクティブを経由せず直接応募した企業からの内定を受諾する形になったにもかかわらず、餘茂田さんからは、「キャリアコンサルタントの価値は、応募者に内定を取らせることではなく、応募者が納得感をもって意思決定できるようにすることなので、今回はうまくいって良かったです」とおっしゃって頂き、内定受諾後の最後の振り返り面談では快く転職活動全体を通してのフィードバックを下さいました。
転職活動は、これまでの経験を顧み、これからの進む道を決める上で大事なイベントです。このような大きな節目で、餘茂田さんのサポートを受けることができて、本当に良かったと思います。
担当キャリアコンサルタントより
何度も面談、面接対策をさせて頂きましたが、毎回ご自身で深く考え、向上しようという姿勢に刺激を受けておりました。
Tさんの鋭いご意見に、私も一緒になって考えたことは、振り返って素直に楽しかったです。
最終的にはコンサルタントではなく、研究職へのご転職となりました。
弊社からのご紹介先ではないことに対し、ご自身の転職活動でありながらも私へのご配慮を多大にいただき、そのお気持ちが嬉しかったです。
面談を続ける中で、Tさんは、コンサルタントの素養は十分にある方とは感じていました。
一方で、これまで専門分野で研究してきたお話を伺ってきたので、研究の道の方が、熱意をもって打ち込めるのではないかという想いもございました。
そのため、最終的に研究職の道をご決断したTさんの想いには、私の方も納得感があり、清々しく応援したい気持ちが沸いてきました。
ご決断した道でのご活躍を心より祈願しております。
オフィス近くにお越しの際には、お気軽にお立ちよりください。
ディレクター
餘茂田 一成 略歴
キャリアデザインセンターに新卒で入社。企業の採用支援をリードし、多数の社内表彰を受賞。その後、パーソルキャリア(旧インテリジェンス)へ転身。キャリアアドバイザー約500人中、2年連続で転職支援数No.1を獲得。最短・最年少でエキスパートに抜擢される。長期的なキャリア支援を志向し、コンコードに参画。