コンコードを信じぬいて掴んだ、意外なファームからの内定
複数エージェント併用から、コンコード1本へ
実は私が転職活動を始めたのは、2017年の夏頃からでした。
当初は転職サイト経由でコンタクトしてきたエージェント3~4社を通じて、コンサルティングファームを中心に応募活動を行っていました。
まともな就職・転職活動の経験を持ち合わせておらず、ほとんど手探り状態で進めていく中、書類選考や適性試験は通過するにも関わらず、一次面接で落とされるケースが相次いでいました。
ある日系ファームでは、プレゼン課題もクリアして3次面接まで進むこととなりました。
その時にお願いしていたエージェントからは、3次まで進むことが決まった際「この企業さんでここまで進んだのは、うちではTさん(私のこと)が初めてです!」と言われ、そんな実績の薄いエージェントにお願いしていたのかと、その段階になって初めて気付くという、お粗末な状況でした。
結果はその後の最終面接で敗退。
やはりエージェントもしっかり選んだ方が良いのかな、と思い始めた矢先、ふとしたことから大学の後輩である小寺さんが、コンコードで働かれていることを知ったのです。
大学時代のサークル活動で時間を共にした際の記憶からも、全面的に信頼できるお人柄であることがわかっていたため、直ぐに小寺さんにお世話になろうという気持ちが固まり、2018年の頭頃からコンコードさんにお世話になることとなりました。
そして、最終的に今回の結果を手に入れることが出来ました。その中で感じたことを大きく2点、以下に挙げさせて頂きたいと思います。
1.転職活動はそれ自体が成長の貴重な機会
転職活動をする中で、対策のための勉強や、実際に面接を受けて現役のコンサルタントと対峙するということ自体が、自分自身の成長に繋がる、ということを実感しました。
例えば、戦略ファームの選考過程では、ほとんどの方がケース面接というものに接すると思いますが、それへの対策勉強、あるいは実際にケース面接を受け、それに対して面接官から現場で辛辣なフィードバックを受けることで、現時点での自分の思考回路に足りていないものが何か、を知ることが出来ました。
選考での学びを現職での仕事に活かすことで、上司や取引先へ説明する際に、より説得力を持たせた議論を展開することが出来るようになったと、実感する場面がありました。
そのような実感から、非常に長い活動期間ではありましたが、良い転職先を見つけることだけが目的ではなく、転職活動そのものが成長機会である、という方向に思考を切り替えることが出来ました。
おかげで、活動の中でもあまりガツガツし過ぎず心に余裕を持たせることが出来、結果的にそれが選考において良い結果をもたらす、という、好循環に乗ることが終盤出来ました。
2.コンコードさんならではの良質な案件提案
当初は志望先をほぼ戦略・総合系ファームに絞っていましたが、苦戦する状況が続いていました。
そのような中、小寺さんより今回最終的に入社決意したファームを提案頂きました。
当時はさほどそのファームには興味を感じなかったのですが、小寺さんのお勧めなら、ということでとりあえずという気持ちで応募しました。
ところが、実際に面接にお伺いしてみると面接官の方が非常に人柄良く、事業内容のお話も興味深いことばかりでした。
面接を重ねてお話を伺い、さらに企業さんのことを自ら調べる中で、世界標準でみても非常に優れた企業さんであることがわかってきました。そして最終的ご採用頂くご縁に恵まれることとなりました。
既に同ファームでの勤務が始まっておりますが、ここを選んだことは正解だったという実感を新たにする毎日です。
このように元々全く認識していなかった企業さんとのご縁を得ることが出来たのは、ひとえに多くの超優良企業との充実したパイプをお持ちであるコンコードさんならではのことであり、お任せすることにして正解であったと、心から感じています。
最後に
最後になりますが、今回の素晴らしい結果に導いてくださったコンコード様、大学時代の先輩後輩の関係にとらわれず厳しい姿勢で臨んでくださった小寺様に、心から御礼申し上げます。
担当キャリアコンサルタントより
ただ、どれだけお見送りが続いても諦めず、ケース面接は現職の役にも立ちますねと前向きなコメントを下さるTさんの姿に、何とか素敵なご縁を繋ぎたいと思いまして、正直なところご連絡の際に躊躇った記憶のある大胆な提案をさせて頂きました。
振り返れば途中つい気持ちが入りまして失礼な発言も致しましたが、怒るでもなく、大学の先輩という関係も気にせず、私のお話に耳をかたむけてくださったTさんの寛大さが今回結果を導いたと思います。
ご支援を通じて私自身も粘り強さが増しました。Tさんのご活躍を楽しみにしております!
ディレクター
小寺 礼香 略歴
東京大学教養学部を卒業後、三菱商事に入社し自動車および食品事業の事業開発を担当。外資系戦略ファームのベイン・アンド・カンパニーでは全社戦略案件および採用活動に従事。コンコードに参画後は、コンサルティングファームおよび事業会社やPEファンドへの支援実績を豊富に持つ。