求職者本位の「ありえない」アドバイスを経て、納得のキャリアアップに成功
コンコードに登録した背景
私は建設コンサルティング会社において技術エンジニアとして主に計画策定業務を対象とした技術面からのコンサルティングに取り組んできました。
しかし、今後のキャリアパスを考えた際、経営面など他分野に渡る複合的な能力を身に付けたいと考え、自分の業務の幅を広げたい意識が芽生えてきました。
また、給与面でもより生産性を高め、かつ自身のワークライフバランスを向上させる環境に移りたいと考えるに至りました。
一方で、私は大学院を卒業以降の約10年間、1社で勤務しており、転職活動の経験がありませんでした。
これまで培ってきた技術的な経験を活かしつつ、転職によって経営面にも強いコンサルタントになりたい思いはあったものの、恥ずかしながらどのような業界でどのような会社があるのかよく分かっていませんでした。
それでも上記内容がずっと頭から離れない日々が続き、仕事をしながらもとにかく情報を得たいということと、年齢的にも若くないことから自身に市場価値があるのかを知りたく、コンコードWebサイトの個別相談に申し込みました。
面談・フォロー内容
サポートいただいた西谷さんは、面談初日に同学年ということがわかり親近感をもつと同時に、ご自身の転職経験も含めて豊富なサポート経歴を有しておられることから、非常に頼もしく感じました。
業界のことをわかりやすく教えていただくと同時に、私の状況に適した書籍なども紹介いただき、大変勉強になりました。
また、業界情報に疎い私の考えていることも丁寧に聞いてくださいました。
そのうえで、私の目で色々と見聞きして経験した方がよいということと、転職活動をして結局前職に残ることも選択肢であるというアドバイスをいただき、あろうことか、他の大手エージェントも紹介いただいたことは大変驚きました。
やはりビジネスですから、ご自身の会社を通して紹介し転職させることが常であると思っていた中、このようなアドバイスをいただいたことで本当に私のことを考えてくださるのだと強く認識しました。
実際に紹介いただいたエージェントも含めて数社の担当の方とも会って話をしましたが、西谷さん以上に私のことを考えてくださる方はおらず、最終的にコンコードにお世話になることを決めました。
前職では複数の案件を抱えていた関係で業務に追われて動けない日々が多く、メールや電話で西谷さんから求人情報をいただき、私からは今の仕事の状況や自分自身の考えていること、書籍を読んで疑問に思うことなどを連絡する日々が数ヵ月続きました。
私が進みたい方向性をしっかり検討して活動をすることを勧めていただき、その面でサポートを継続いただいたもので本当によかったと思っています。
応募時のサポート
その後、登録から約7か月後、西谷さんにもアドバイスをいただきながら自身で検討を重ねて合計3社に応募しました。
3社同時に進めることは、出張が多い前職との調整が難しいことも懸念しておりましたが、私の希望に合うように調整をしてくださったおかげで面接に臨むことができました。
応募前の職務経歴書の添削にはじまり、面接前には想定問答も踏まえた資料の添削やWebテストの対策本のご紹介をいただき、面接後の振り返りでは、ときに厳しいアドバイスをいただくということを繰り返し、数か月にわたって、応募企業の面接を受け続けました。
内定獲得後
幸いにも2社から内定をいただくことができました。
最終的には3択(2社のどちらかに転職、現職に残る)がある状況下で、西谷さんから見たそれぞれの選択肢における重要なポイントもアドバイスいただき、家族も交えて十分に考えた上で転職する決断に至りました。
また、内定後に、先方との人事面談の調整を取っていただいた他、現職への辞意の報告方法や辞表を出すタイミングなど、何から何まで丁寧に教えていただきました。
転職のポイント
自分の進みたい方向性やその中で自分のありたい姿を具体的にもつことが重要だと感じました。
私自身、この点が足りずに1社からは選考見送りとなりました。
どこか上辺だけの話となり抽象的な発言が多くなることから、応募会社へのキャリアのアピールも薄れてしまうことを反省し改善したことで、残る2社から内定をいただくことができたものと思います。
最後に
上述したサポートに加え、社内のトラブルにより急きょ多忙となった際には、選考を1ヶ月程度先延ばしにしていただけるよう調整いただくなど、私自身の状況に合わせたきめ細やかなサポートをしていただいた西谷さんには感謝しかありません。
転職の話題は、同僚や先輩後輩も含め、相談できる人が身近にいないことが多い中、親身にアドバイスをいただきました。
転職先で自身のキャリアを磨き、なりたい姿を実現したいと思います。
ありがとうございました。
担当キャリアコンサルタントより
Wさんも、経営的なスキルを伸ばすためにコンサルタントへの転職をしたいという漠然とした想いはある一方、どういった選択肢があり、ご自身にとってどのような会社が良いのかといった部分からお悩みであったことを覚えています。
そうした場合、私は常に、相談頂く方の視点を第一にご支援をさせて頂いております。
我々の目先の利益は二の次であり、世の中により最適な機会があり得るのであれば、別の紹介会社の事例をお話することも厭いませんし、現職に残ることが最適であると考えれば、それを伝えさせて頂いております。
Wさんの場合は専門的な領域での経験が強みで、それを活かすキャリアの方向性が複数あるため、様々な方向性を提案させて頂き、本当に歩みたいキャリアは何か、ということを徹底的にお話させて頂きました。
選択肢が整理されてからのWさんはそれまでの業務同様、転職活動に真摯に取り組まれ、大手コンサルティング会社より複数内定を獲得するに至りました。
いずれの会社からも高い評価を獲得されたWさんであれば、新たなチャレンジにおいてもきっと乗り越え成果を出せると信じております。
これからのご活躍を心より期待しております。
マネージングディレクター
西谷 有生 略歴
東京大学経済学部、早稲田大学大学院商学研究科卒業。ブーズ・アンド・カンパニー(現PwCコンサルティング)、シグマクシスにて幅広いプロジェクトに参画。リクルートキャリアにてコンサル業界転職専任コンサルタントとして活躍。部門MVP獲得など高い実績を挙げた後、コンコードに参画。