NTTデータ経営研究所 インタビュー
コンサルティングファームとしての独立性・中立性を保つために、NTTデータ内の一部門としてではなく、子会社として誕生したNTTデータ経営研究所。コンサルティング領域は幅広く、中央省庁・地方自治体への政策提案、企業の戦略立案、業務プロセス改革、システム企画など、官公庁から民間企業へのコンサルティングまでをカバー。最近では、IT技術を活用した新規ビジネスの企画開発支援コンサルティングも増加しており、また、環境、少子高齢化、医療福祉、地域情報社会といった分野に対してもいち早く取り組み、ノウハウを蓄積しています。
今回のインタビューでは、NTTデータ経営研究所を代表する特徴的なユニットである、情報未来センターの萩原様、ライフ・バリュー・クリエイションコンサルティングユニットの矢野様、産業戦略グループの三治様と、人事部長の野々山様にお話をお伺い致しました。
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#1 最先端領域・脳科学の産業応用をリード(情報未来研究センター:萩原様)
山口:本日はどうぞ宜しくお願い致します。それではまずは、萩原様のご経歴等からお聞かせ頂けますでしょうか。萩原さん:私は早稲田大学の理工学部電気工学科を卒業して、新卒で三菱電機に入社しました。三菱電機には13年間在籍していたのですが、設計開発やマーケティングを中心に、メーカーで行うような業務は一通り経験させて頂きました。その後、新しいことを行ってみたいと思い、日本総研にコンサルタントとして入社しました。そこで…
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#2 持続可能な地域づくりをハンズオンで支援(ライフ・バリュー・クリエイションコンサルティングユニット:矢野様)
山口:続いては、ライフ・バリュー・クリエイションコンサルティングユニット長の矢野様です。実は私、前職で医師の転職支援をしておりました。北海道や東北を担当していたので、地域医療の状況を目の当たりにすることも多く、本日お話をお伺いするのを楽しみにしておりました。矢野さん:そうなんですね。こちらこそよろしくお願いいたします。瀧田:矢野さんは銀行員からキャリアをスタートされたということですが、そこから今までのキャリアについて、お聞かせいただけますでしょうか。矢野さん:はい。社会人のスタートとして、住友銀行に入行しました。平成元年ですから、バブルの華やかなりし頃です(笑)…
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#3 ロボット、再生医療領域のコンサルティングの第一人者(産業戦略グループ:三治様)
山口:続いて、事業戦略コンサルティングユニット 産業戦略グループ長の三治さんにお話をお伺いしたいと思います。まずは三治さんが御社に入社された経緯とグループの概要についてお伺いできますでしょうか。三治さん:私はもともと別のシンクタンクにいたのですが、ちょうど2年程前に、組織改編が行われまして、私は民間コンサルティングが専門ということになりました。私は官と民を融合させて、新しい産業を作り出す役割を担いたいと思っていましたので…
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#4 育成のポイントは“走”“攻”“守”(人事部長:野々山様)
山口:それでは続いては、人事部長の野々山様に採用についてお伺いしたいと思います。御社では、コンサル経験者から未経験者まで広く採用されていらっしゃると思うのですが、どのような人材育成の体制を敷かれているのか伺ってもよろしいでしょうか。野々山さん:当社に入社する方の8割くらいがコンサル未経験者です。そのため、入社後にしっかりと育成していくことが当社にとっての重要なマターとなります。育成の体制としては、プロジェクトをやりながらOJTで、というのが1番肝の部分ではあるのですが、研修プログラムも手厚く用意しています…
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編集後記
昨今、企業が抱える課題は複雑かつ高度化し、コンサルティングファームに求められる役割も変化しつつあります。NTTデータ経営研究所は、変化を敏感にとらえ先見の明を持ち、新しい領域にチャレンジしてきたコンサルティングファームであると、今回のインタビューを通して感じました。環境コンサルティングにいち早く着手した、10年前から脳科学の産業応用を考えていた、といったことはまさにそれを示す事例だと思い…
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