#5上野 彬恵 様【コンサルタント】
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- #1 松岡 良和 様【ビジネストランスフォーメーション ユニット長】
- #2 桜井 駿 様【シニアコンサルタント】
- #3 川戸 温志 様 【マネージャー】
- #4 河本 敏夫 様【シニアマネージャー】
- #6 繁本 将憲 様【シニアマネージャー】
- 編集後記
#5 上野 彬恵 様【コンサルタント】
CEG 山口本日は宜しくお願い致します。
それではまずは、上野さんのご経歴からお聞かせ頂けますでしょうか。
経営研 上野早稲田大学を卒業した後、一度そのまま大学院に進みまして、大学から大学院、一貫してスポーツ科学を研究しておりました。
そのあと新卒で2015年にスポーツチーム、スポーツメーカーを扱っている会社に入社しまして、その後、2017年に経営研に入社しました。
CEG 山口前職のスポーツメーカーではどのようなことをやっていらっしゃったんですか?
経営研 上野主にはマーケティングの仕事をしておりまして、もうちょっと詳しく言うと、主に社内で扱っていたブランドの認知向上や、ブランドを活用した地域活性を目的としたイベントの企画や運営を行っておりました。
CEG 山口経営研には昨年移られたと思うのですが、その時の背景や決め手についてお聞かせ頂けますでしょうか。
経営研 上野まずは転職をしようと思ったきっかけとして、スポーツ事業にはずっと携わっていきたいと考えていたのですが、その為にも視野を広げたいという思いを強く持つようになったことがあります。
前職の中だけでは、それがちょっと難しい部分があるなって思いまして、そこに自分自身チャレンジしていきたいって思ったこともありまして。
スポーツ以外の市場も知らないといけないなと思ったので、スポーツに特化しているというよりは、社会全体のスポーツ以外の領域も扱っているような会社で、事業の開拓であったり、業務改善であったり、ができる仕事を探していた時に、まずはコンサルタントという職種を知って、その中で経営研の存在を知りました。
他業種に携われて、スポーツ分野にも力を入れているということを聞いて、こちらに決めました。
CEG 山口入社して数か月経って、入社前と入社後で何かギャップを感じたことはありますか?
経営研 上野そうですね、ギャップは正直なかったです。と言うのも、おそらく自分自身が、コンサルタントという職種が具体的にどのような仕事をするのか、秘密にしないといけない部分も多いということもあって、入社前に知れる情報が少なかったのでイメージしきれていなかったからというのもあると思います。
そういう意味ではコンサルタントとして働けることをすごく楽しみにしていて、なので「もっとこうだと思っていたのに」というよりかは、「なるほど、こういうことをしているんだ」と深く知れることが多くて、すごく楽しいですね。
CEG 山口それは、素晴らしいですね。どのような瞬間が特に楽しいと感じられますか?
経営研 上野簡単に言うと、知らないことを知れた時が、知的好奇心が満たされてすごく楽しいなと思います。
その中でも特に、それがお客様の求めている情報であったり、お客様が成長していきたいという部分に携われた時が、一番「ああ、やって良かったな」という気持ちになります。
CEG 山口御社の皆様は、お客様の成長に全力を尽くして心から喜びを感じられていらっしゃいますよね。
楽しみを感じられる一方、コンサルタントという未経験の職種への挑戦だったということで、キャッチアップに苦労された点はございますか?
経営研 上野今も、もっと勉強が必要だなということばかりではあるんですけど(笑)。
1つ、たとえばロジックを積み上げていくにあたって、色々な調べ物をするのですが、「こういうことが起こっているから、恐らくここはこうなっていて、こういうファクトが出てくるはず」と思っても、自分一人の力ではなかなか見つけられないことがあります。
そこで、先輩にアドバイスを求めると、仮設の置き方やアプローチ方法について教えてくれて、それで調べるとすぐに出てくる、ということがあって、まだまだ仮説力や調べる力が足りないなと痛感します。
仮説を立てたり、調べたりということがもっとサクサクできるようになれば、出てきたファクトに対して分析する時間をもっと割けるかなと思うので、今一番自分に必要でキャッチアップが大変なのが仮説を立てる力と調べる力、かなと思います。
CEG 山口大事ですね。このインタビューをご覧頂いている方の多くが、コンサルタント未経験でコンサル業界を志望されているので、どのように力を付けていくのか気になる方も多いと思うのですが、先輩方に聞いて実践の中で教えてもらうということが多いですか?
経営研 上野そうですね。まずは自分で考えてやってみて、ダメな時は、「まったくわかりません。どうしたらいいですか?」というスタンスではなくて、「自分なりにこう考えてこうしてみたのですが、どうでしょうか?」というような質問を先輩にしています。
その筋がズレていた場合、どうすべきかといったことや、次回同じことにならないようになぜズレてしまったのか、といったことを教えてくださるので、実践の中で身につけていっているという感じです。
後は、お客様からも学ばせて頂くことが多いです。
大事なことは、お客様の目線というか、お客様はどんな情報が欲しいの?というところなので、お客様に情報を出した時に、お客様が興味を持つところがどこかとか、逆に質問が来そうなところはどこかという視点をまずは先輩に教えてもらって、次にお客様に伝えた時に「こんなことは?」と質問をされて、「あ、なるほど。そういうことも気にされるか」と気づく、という二段階での学びがあります。
他のファームでは、新人の内はあまりお客様との接点機会がないと聞いているので、早くからお客様の前に出れる弊社ならではなのかもしれませんが。
CEG 山口コンサルタントとしての考え方や視点、そしてお客様の視点、両方を同時に学べるというのは成長の為にはもってこいですね。
社内はどのような雰囲気でいらっしゃるのですか?こういったことを相談しやすいですか?
経営研 上野相談しやすいですね。皆さん、黙々と自分の仕事に集中しているのですが、質問した時は手をとめて教えて頂けますし、ミーティングの時などは議論が白熱するのですが、若手も発言しやすい環境です。
ただ、やっぱり皆さん忙しいですし、自分の持っているものに全く自信が持てないと聞くことをためらいがちになってしまうので、聞く勇気みたいなものは必要かもしれませんね。
CEG 山口そうですよね、今の自分の技量をさらけ出すことにもなりますもんね。
経営研 上野そうなんです(笑)。でもそれは、最初のうちは許される環境ですし、早くひとり立ちする為にも変に遠慮せず、自分で考えたけどわからないという時は、積極的にアドバイスをもらうことにしています。
CEG 山口とても大事なことだと思います。
入社されてからは、どのようなプロジェクトに携わられてきたのですか?
経営研 上野まだプロジェクトとしては1つしか入っていないのですが、一貫してこの3か月、たまたまなのですが、プロスポーツリーグの案件に携わっています。
CEG 山口そうなんですね!差し支えない範囲で、プロジェクトの概要や上野さんの役割について教えてください。
経営研 上野プロジェクトの概要としては、あるプロスポーツの未来構想を考えるというものです。
数名の少数チームなのですが、私はその中で調査を中心に行っています。
大枠の仮説に対して、本当にそうなのかだとか、他に何か要因はあるのかっといったことを調べて、その中でロジックを組んでいく、ということが多いです。
CEG 山口それは、特定のチーム、とかではなくそのスポーツ全体のあり方を考えるというプロジェクトなのですか?
経営研 上野そうです、その業界としてより成長していく為に、どのようなビジネス構造にしていくか、よりファンを増やす為にはどうするか、といったことを考えています。
CEG 山口それはとても面白そうな案件ですね!
経営研 上野はい、経営研に来なければ携われなかったようなことだと思います。
まさに自分がやりたかった、視野を広げること、スポーツの未来を考えることが出来ているので、非常に楽しいです。
CEG 山口今のプロジェクトが終わったら、今後取り組んでみたいことはございますか?
経営研 上野ずっとスポーツに携わってきたので、スポーツ以外の分野の案件に携わってみたいです。
スポーツを盛り上げていくためにも他の分野を知らないといけないという側面もあるんですけど、スポーツ以外の分野でも活躍できるコンサルタントになりたいなと思っています。
でも軸としてはやっぱりスポーツに強い、海外に負けないくらいに日本でのスポーツビジネスを活性化できるコンサルタントになっていきたいなと思っています。
CEG 山口素敵な目標です。上野さんであれば、そして経営研であればその目標を叶えていけそうですね。
次に、質問が変わるのですが、上野さんから見た、ビジネストランスフォーメーションユニットの特徴や魅力について教えてください。
経営研 上野チームの特徴としては、全員から「妥協しない姿勢」を感じることです。
当たり前のことかもしれないのですが、お客様の為に妥協しないということが徹底されていると思います。
CEG 山口それはクライアントの課題を解決するためには、徹底的に考え抜く・調べきるといったことですか?
経営研 上野そうです。本当に細かいところだと、資料作り1つを取っても、「この内訳はなんなの? ちゃんと書かないとお客様がわかんないじゃん」とか、クライアントファーストの視点を常に忘れないでいること、お客様が本当に何を求めているんだっていうことに対して貪欲に妥協をしないという姿勢が随所に出ていると思います。
あとは、他のコンサルファームから転職されてきた方が良く話しているのですが、社内の雰囲気がカリカリしていなんですよね。
他のコンサルファームだと、結構ピリピリしているような雰囲気があると聞いていますし、確かに自分自身も入る前は仕事柄もしかしたらそういう空気があるのかなと思っていたんですけど、そんなことは全くなかったです。
CEG 山口それは働きやすくて良いですね。
経営研 上野皆さん、優しくて、話しかけやすい空気もありますので、自分自身ものびのびやれています。
もちろん、プロジェクトの時期によっては、帰り時間が遅くなることもありますし、仕事量も多くなるのですが、仕事を楽しまれている方が多いので、繁忙期もピリピリしていないですね。
CEG 山口御社の皆様、強制的に仕事をさせられている感というのがないですもんね。
経営研 上野そうですね、それはすごく思います。
裁量労働制で定時がないので、今日はちょっと遅くまで頑張って、明日ちょっとゆっくりしちゃおう、というようなコントロールが自分で出来るので、私は働きやすいなと思っています。
上司が残っているから帰りにくい、といったことも全くないですし。
CEG 山口本当にとても良い環境ですね!土日はどのような風にすごされているのですか?
経営研 上野プロジェクトに関連する情報収集とかは家ですることが多いですね。お客様の関連する領域で今はどんなことが流行っているのかな、と調べてみたり、自分でそのサービスを使ってみたり。でも、キツキツにならない程度にですけどね。
時々、バスケットをしたり身体を動かすようにしています。
私は、休む時はしっかりと休んで、仕事をする時は集中してする、とメリハリを付けたいので、土日は比較的ゆっくりしています。
CEG 山口ご自身のベストパフォーマンスを発揮できる働き方が出来ていらっしゃるようで素晴らしいですね。
それでは最後に、このインタビューをご覧になっている候補者の皆様へメッセージをお願い致します。
経営研 上野そうですね、まずビジネストランスフォーメーションユニットには、色々なことに興味を持てる方、本当にお客様の視点に立てる方、がフィットすると思いますので、そのような方に是非来て頂きたいと思っています。
私自身がこのチームの面接を受けた時に、河本や松岡に会ったのですが、その時からとても話しやすくて、暖かい雰囲気でした。それは入社した後も印象変わっていませんし、仕事の内容も本当に魅力的です。
少しでも興味をもって頂けたら、面接にお越し頂いて、実際にお話しを聞いてみて頂きたいなと思っています。宜しくお願い致します。
CEG 山口素敵なメッセージをありがとうございました!
大学院卒業後、スポーツメーカー勤務後、2017年より現職。大学院ではトレーニングによるスポーツ障害予防、パフォーマンス向上効果について研究。現在は、スポーツ市場の拡大、産業化に向け、スポーツ案件に従事。プロスポーツリーグにおける放映権ビジネス、デジタルインフラ事業の将来性について、国内外の外部環境要因を調査・分析。