#1 松岡 良和 様【ビジネストランスフォーメーション ユニット長】

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#1 松岡 良和 様【ビジネストランスフォーメーション ユニット長】

CEG 山口本日は宜しくお願い致します。松岡さんにはビジネストランスフォーメーションユニット全体についてのお話をお伺い出来ればと思っております。

経営研 松岡僕は2012年の11月にNTTデータ経営研究所(以下、経営研)に入社して、2013年4月に今のユニットの前身であるビジネスソリューショングループを立ち上げました。
グループと言っても、4人ぐらいから始めたんですけどね。

CEG 山口そうでしたね、立ち上げの時に、弊社にご説明にお越し頂きましたね。

経営研 松岡それから組織もだんだん大きくなっていって、今年からビジネストランスフォーメーションユニットという名称に変更しました。
ビジネスソリューションって言うとわかりづらいですし、ITを売っているように思われてしまうので、より実態に寄せた名前にしようということで、グループ内で公募して決めました(笑)。

NTTデータ経営研究所

CEG 山口公募だったのですね(笑)。ちなみに、どなたの案だったのですか?

経営研 松岡確かね、河本ですね。

CEG 山口河本様にもこの後インタビューさせて頂くので、名前に込めた想いなど後でじっくり伺ってみます。
実態に寄せた名前ということで、名称変更後も、手掛けていらっしゃる内容自体には大きな変化はないということでよろしいですか?

経営研 松岡変わっていないですね。僕たちのチームは、もともと、複雑な問題を解決するとか、新しいものにチャレンジしていくといったことが大好きなんです。これは今も昔も変わってないです。
最近はこれにプラスして、リアルに成果を出すといったところへのコミット力が高くなりました。
新しいものにチャレンジする、そしてクライアントにリアルな成果をもたらす、これが僕たちの明確なスタンスです。

CEG 山口なるほど。リアルな成果というのは例えばどのようなことでしょうか?

経営研 松岡例えば、お客様単独で解決できないテーマに関して、異業種企業とのアライアンスを支援して新規事業を立ち上げるといったことがあります。
お客様からは「自分たちだけだと絶対にこの相手と組むことはなかった」という声を頂くことが多いのですが、確かにこれは、多業種とのリレーションがあり、新しいことを創るといったことをずっとやってきた我々だからこそできる特徴的な強みだと思います。
自分たちの成功体験だったり、これまでのプロジェクトを通じて培ってきたお客様の基盤だったりということを最大限に活用して、無数の可能性がある中で、何が出来るか・何が最適かということを都度考えています。
プロジェクトごとに決まった方法論を掲げていないので、必ずオーダーメイドでやるということにこだわっています。

NTTデータ経営研究所

CEG 山口異業種間のアライアンスというのは蓄積されてきたノウハウの1つだと思いますが、それ以外にユニットとしての強みはどのようなところにありますか?

経営研 松岡共通項としては、“常に新しいことに取り組む”ということがあります。特定の個社だったり、あるビジネスシーンだったりに対して、新しいビジネスモデルや最新テクノロジーの活用といった提案をしています。部分的な事例はあるんだけど、まだ誰も本格的には取り組んでいない、方法論が確率していないといったものに対して先んじて手を付けることが多いです。
例えば、AIはどのファームでも注目して取り組んでいますよね。でも、AIを活用して産業や個別企業の中でちゃんと使える形のビジネスモデルや、新規事業などを立ち上げるといった成功例は実はまだ少ない。
我々は、リアルな成果にこだわっているので、FinTechやHealthTech、EdTechといった領域でも成功例を多く持っているところが強みです。

CEG 山口確かに、貴社はまだFinTechぐらいしかない時に、クロスTechといったところに着眼されていましたよね。その情報感度の高さはさすがだと思います。

経営研 松岡やはりNTTデータグループなので、最新のテクノロジーに対しての知見は深いですね。
お客様からもそういった相談事は早くから我々のところに集まりますし、我々も海外含めて情報技術に関する最新事例はよくリサーチしてますので、グループの特性をうまく活かせています。
また、お客様も情報感度が高く活用していきたいと考えていることが多いので、一緒に思考錯誤しながらビジネスを創っていくのは楽しいですね。

CEG 山口まさにお客様のパートナーとしてリアルビジネスを創っていらっしゃるのですね。
今、18名ほどの組織かと思いますが、今後はどのようなユニットに育てていこうという展望をお持ちですか?

経営研 松岡そうですね、まず規模としては30名ほどまで持っていきたいなと思っています。
30名いると今までに対応しきれなかった案件も対応できるようになりますし、またユニットのリソースとしても、これまでに誰も持っていなかったような専門性を持つ方が出てくると思いますので、組織として非常に有益な人数かなと。もちろんそれ以上でも良いのですが。
また、みんながみんな同じような強みや専門性を持った組織ではなく、それぞれエッジの立った専門性を持っているけど、同じ価値観を持ってお客様に対峙するような組織にしていきたいですね。
それと、冒頭でも申し上げた、新しいものにチャレンジしていく、プロデュースしていくというのは今後も組織の核として大切にしていきたいです。
今までにないビジネスモデルを創っていく、最先端のテクノロジーをリアルに活用する、新しいサービスを開発するといったことに、対象業界・領域は制限せずにやっていきたいと思っています。

NTTデータ経営研究所

CEG 山口新しいビジネスを創造するといったことにより一層強みを持つ魅力的な組織になっていきそうですね。
今後、ますます採用を強化されるということで、どのような方にジョイン頂きたいでしょうか?

経営研 松岡コンサル経験者はもちろん歓迎ですが、実はそこにはあまりこだわってはいなくて、未経験の方でも、ご自身が在籍されていた業界のコアコンピタンスや、特有の事業課題などにちゃんと触れてきた方には是非ジョイン頂きたいです。
各産業界の英知のようなものをグループに提供して頂いて、我々としてお客様に提供できる価値の幅を広げたいと思っています。
コンサルスキル自体は我々の方でしっかりと提供が出来ますので、入社後に学んでいって頂ければ良いかなと思っています。
最近ご入社頂いた方は、コンサル経験者と未経験者、バランスが良いですね。
本当に色々なプロジェクトが走っているので、様々なバックグランドの人たちがそれぞれの強みを活かして活躍してもらっています。

CEG 山口在籍されていた業界・業種なども特に問いませんか?
例えば、金融や商社、メーカーだけでなく、スタートアップやWEB業界の方などもコンサルにご関心をお持ちの方が増えているのですが。

経営研 松岡そうですね、全然問いませんよ。ベンチャー出身の方を採用したこともありますし、はたまた公認会計士もいました。
企業規模も業種の関係なく、その方の持つ知見やポテンシャルに惹かれるところがあれば是非採用したいと考えています。

CEG 山口その他、ご年齢についてはいかがでしょうか?

経営研 松岡第二新卒含めた20代から30代くらいの方へのニーズが一番高いですね。
あまり組織的にピラミッド構成がどうとかは考えていないので、各タイトル・各年代で何名ずつ採用したいというのはないのです。
ただ、最新テクノロジーにリーチする機会の多いユニットですので、そこにちゃんとミートできるのは若い世代に多いと思いますので、積極的にこの世代の方にはチャレンジして頂きたいなと思っています。

CEG 山口なるほど。ちなみに人物像としてはどのような方がビジネストランスフォーメーションユニットにフィットしますでしょうか?

NTTデータ経営研究所

経営研 松岡まずは考えることが好きな人ですね。実は考えることがすごく好きな人や物事を考えて新しいことを生み出せる人っていうのは、意外と少ないんですよ。
多くの場合は、考えているのではなくて自分が持っている記憶とか知識の振り返りになって、そこに答えがないとオーバーヒートして、答えが出なくて動けなくなっちゃう。
だけど、日頃から何か考える癖や問題意識を持っている人というのは、ちゃんとあっちこっちに当たるんですよね。
その当たり方が速ければ速いほど、色々な答えが出てくるわけで、新しいものを生み出せる。だから、こういう考える癖を持っている、考えることが好きな人は非常に向いていると思います。
面接でも、「知的好奇心があります」と仰る方は多いのですが、本当にそうなのか確かめる為に「じゃあ、それを裏打ちすることとして、普段どういう習慣を持っていますか?」ということを聞くようにしています。

CEG 山口確かに、本当に好きかどうか、日ごろの習慣からわかりますものね。

経営研 松岡コンサルって考え続けることも求められる仕事なので、好きじゃないと結構苦痛だと思うんですよね。
これは別にビジネスマンとしての善し悪しを判断するものではなくて、あくまで職業的な向き不向きなので。僕は野球選手には絶対になれないけど、でも別に人間としてそれでダメだっていうことにはならないので(笑)。
人間はやっぱり仕事をしている時間がいちばん長いので、苦痛を感じるよりも楽しいと思ってほしいですから、考えることが好きですという方に是非来て頂きたいです。

CEG 山口何かしらの業界知見をお持ちの方で、考えることがお好きな方は皆様対象ということですね。

経営研 松岡そうですね。皆様の応募、ウェルカムです(笑)。
今、コンサルティングというビジネス自体が変わってきていると思います。我々自身も、産業界の変化に合わせて変わっていかなければならないという確信をもって、ここ5年ぐらいやってきました。
リアルさを追求して、お客様のビジネスを創造すること、異業種のアライアンスを成功させることなどは我々の唯一無二の強みだと思っていますし、お客様にも評価されているところです。
そのような環境で、自身の力を活かしたい、何かを生み出してみたいという方には非常に面白いユニットだと思います。
是非皆様の応募をお待ちしております。

CEG 山口これからユニットに在籍している5名の方に具体的な取り組みの事例などをお伺いして、ビジネストランスフォーメーションユニットの魅力によりせまっていきたいと思います。
本日は貴重なお話しありがとうございました。

経営研 松岡個性豊かなメンバーですので楽しみにしていてください。ありがとうございました。

NTTデータ経営研究所

#2 桜井 駿 様【シニアコンサルタント】

松岡 良和 | Yoshikazu Matusoka【ビジネストランスフォーメーションユニット長】松岡 良和 | Yoshikazu Matusoka【ビジネストランスフォーメーションユニット長】

国内大手システムインテグレーター、会計事務所系コンサルティングファーム、欧州大手IT・戦略ファーム、米国経営コンサルティング会社の通信/IT/エレクトロニクス業界向けプラクティスの日本代表、プリンシパルを経て、2012年より現職。全社・事業戦略立案、新規サービス開発、グローバル化推進、組織・人事制度再構築等のコンサルティングを数多く手がける。

コンサルティングファームのインタビューInterview

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