Spiral Capital Spiral Capital, Inc.
Spiral Capital HPより
企業について
Spiral Capital株式会社は、アーリーステージ以降のスタートアップに資金提供とハンズオン支援を提供する独立系ベンチャーキャピタル。2012年にIMJ傘下で設立されたIMJインベストメントパートナーズを前身とし、2017年のMBOにより、Spiral Capitalとしてスタートした。
外資系金融や戦略コンサルティングファーム、メガベンチャー出身者など多彩なメンバーで構成された支援チームがアーリーからレイトステージまでの企業にハンズオンで伴走する。
既存産業の課題を解決し、その価値をさらに高めるビジネスやサービスを提供する「業界変革型ビジネス」と、先進テクノロジーやビジネスモデルによって新たな産業を創り出す「新産業創出型ビジネス」領域に対して積極的な投資を行っている。
とくにインターネットとリアルを掛け合わせるX-Tech領域に重点を置いている点が特徴。
投資実績としては、ビジョナル、オープンロジ、みんなのマーケット、rakumo、ENECHANGEなど多くの投資先が躍進を遂げている。
2016年組成の1号ファンド(70億円規模)は、グロスリターン約3倍を見込めるまでに成長。2019年には、150億円規模の2号ファンドを組成し、運用を進めている。また、物流領域のスタートアップ向けのLogistics Innovation Fund(70億円超)も組成し、セイノーホールディングなどの出資を得ている。
また、Spiral Capitalは、スタートアップへの投資やハンズオン支援だけでなく、大企業がイノベーションを創出するためのコンサルティングも提供している。2016年のアシックス・ベンチャーズの設立支援、東急グループ主催のアクセラレートプログラムの企画・運営などの実績を積み重ねてきた。
「Innovation Alliance Hub」プログラムではカンファレンスの開催など、スタートアップ企業と大企業の連携促進にも貢献。2020年にはオープンイノベーション専門の子会社としてSpiral Innovation Partners LLPを設立した。
2021年には、The Breakthrough Partners GO FUNDとパートナーシップを締結。これにより、投資先へのクリエイティブ、マーケティング、PR支援を強化した。
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代表者代表者:奥野 友和
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設立2016年
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所在地東京都港区虎ノ門5丁目11番1号
オランダヒルズ森タワーRoP13階
Spiral Capitalの理念
MISSION
Power to the imagination
Spiral Capitalは、溢れる想像力とテクノロジーの力で社会を変革する起業家をサポートします。
一緒に汗を流し、泥にまみれる同士として、起業家と共に変革の渦を生み出します。
Spiral Capitalの沿革
- 2012年
- IMJインベストメントパートナーズ設立(シンガポール法人)
- 2016年
- Spiral Capital Japan Fund 1号投資事業有限責任組合
▶運用総額70億円 累計34社への投資 - 2017年
- MBOによりIMJから独立・Spiral Ventures Japanに社名変更
- 日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)に入会
- 2018年
- 「xData Alliance※」に参画
※衛星データプラットフォーム「Tellus」の開発・利用促進アライアンス - 2019年
- Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合
▶運用総額 100~150億円 - 「Innovation Alliance Hub※」を始動
※スタートアップと大手事業会社との提携促進のためのプロジェクト「IA Hub Conference」を開催
- Spiral Capital Japan Fund 2号投資事業有限責任組合
- 2020年
- Spiral Capital株式会社に社名変更
- 子会社「Spiral Innovation Partners LLP※」を設立
※オープンイノベーション支援専門
- 2021年
- The Breakthrough Partners GO FUNDと戦略的パートナーシップを締結
Spiral Capitalのサービス
Spiral Capitalが投資するスタートアップの産業領域は幅広い。主に「業界変革型ビジネス」と「新産業創出型ビジネス」を対象とする。これら対象領域のビジネスを支えるX-Tech領域をテーマに重点投資しているのも特徴である。
投資領域
産業
- 小売
- 物流
- 金融
- 農業
- 教育
- スポーツ
- ヘルスケア
- 不動産
- HR
- 建設
テクノロジー/ビジネスモデル
- IoT
- AI
- VR/AR
- ドローン
- ロボティクス
- SaaS
- シェアリング
- DtoC(Direct to Consumer)
- PtoP(ピアツーピア)
Spiral Capitalのトレーニング
Spiral Capita(GeneralVC)とSpiral Innovation Partners(CVC)の両者を兼任できる環境がある。投資事業において複数のパターンを経験できる組織は希少だ。
また、外資系金融、戦略コンサル、メガベンチャー出身など、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが在籍している。業務に携わる中、さまざまな価値観や知見に触れて成長していける期待値は高い。