スクラムベンチャーズ Scrum Ventures LLC
スクラムベンチャーズ HPより
企業について
Scrum Venturesは、2013年にジェネラルパートナーの宮田拓弥氏が設立したベンチャーキャピタル。サンフランシスコと東京を拠点として、国内外のアーリーステージのスタートアップを中心に投資・支援を行う。
投資領域は、モビリティ、AI、VR、ヘルスケア、コマース、Fintechなど幅広く、特定の業界に限定しないのもScrum Venturesの特徴。出資だけでなく、ハンズオン支援、海外進出支援、共同投資家や提携先の紹介など網羅的な支援力を持つ。
2021年3月時点で90社を超える革新的スタートアップへの投資を実行している。創業以来、3号ファンドまでを立ち上げ、2021年4月時点で4号ファンド組成に向けて動いている。
大企業のオープンイノベーションを支援する「Scrum Studio」事業にも力を注ぐ。パナソニック、任天堂、電通など大企業パートナーと共に世界を変える新たな価値創造を目指している。
オンラインプラットフォーム「Scrum Connect Online」は、大企業とスタートアップの架け橋となり、新規事業開発の仕組みづくりに貢献している。
Scrum Venturesが組成するファンドやオープンイノベーションプログラムには、日本/業界を代表する数多くの大企業や自治体が参画。大企業が持つ優れた技術や人材なども活用しながら、投資先への支援、およびコラボレーションの実現を促進する。
-
代表者ジェネラル・パートナー 宮田拓弥(創業者)
-
設立2013年
-
所在地東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
渋谷スクランブルスクエア15階
スクラムベンチャーズの沿革
- 2013年
- Scrum Ventures LLC
- 2014年
- サンフランシスコにオフィス・イベントスペース「Zen Square」をオープン
- 2015年
- デジタルガレージ米法人と提携し、日系企業のアメリカ進出を共同支援
- 2017年
- 3号ファンドを組成
- 2018年
- Scrum Studio事業を開始
- パナソニックと提携
▶新規事業の創出を目的とする新会社「BeeEdge」を設立 - 任天堂と提携
▶共同企画「Nintendo Switch + Tech」をスタート
- 2019年
- 電通とパートナー提携
▶「SPORTS TECH TOKYO」の運営を本格的に始動
- 2020年
- オンラインプラットフォーム「Scrum Connect Online」サービス開始
- 未来のまちの共創を目的とする「SmartCityX」開始
- 新しい食産業の創出を目的とする「Food Tech Studio – Bites!」開始
- 2021年
- スクラムスタジオ株式会社を設立
スクラムベンチャーズのサービス
投資先の産業領域
- Mobility
- Fintech
- IoT
- AI
- VR
- コマース
- ヘルスケア
- エネルギー&資源
- サービス
- サステナビリティ
- スポーツ
- エンターテイメント
事業・取り組み
Scrum Studio
大企業とグローバルスタートアップをつなぐオープンイノベーション促進事業。パナソニックや電通、任天堂など各業界を代表するパートナー企業とともにプロジェクトを運営し、新しい価値創出、事業開発に取り組んでいる。
SmartCityX
大企業と世界の精鋭スタートアップが、「未来のまち」づくりに向けた事業共創・開発に取り組むグローバル・オープンイノベーション・プログラム。
世界20ヵ国、95社のスタートアップを採択。大企業13社、6自治体/経済団体、60名以上の専門家メンターの参画により、1年目(2020年8月~2021年6月)にも多くの事業案件が生まれている。
Food Tech Studio – Bites!
フードテックなどを活用して新”食”産業の創出に取り組むグローバル・オープンイノベーション・プログラム。
世界18ヵ国、85社のスタートアップを採択。日清食品や伊藤園、カゴメなど業界を代表する大企業・戦略パートナ―18社、3自治体の参画を得て、価値の高いサービス・アプリケーションの共創・社会実装を目指している。
Scrum Connect Online
スクラムベンチャーズが提供する大企業とスタートアップをつなぐオンラインプラットフォーム。シリコンバレーを中心とする海外のスタートアップ企業についての情報やコネクション形成に貢献している。
Tackle!
スクラムベンチャーズが主催するインタラクティブな勉強会。シリコンバレーのニュース、資金調達などの最新動向・詳しい情報、知見にアクセスできる場となっている。
スクラムベンチャーズの求める人物像
日本を含めグローバルレベルのテクノロジービジネスや世界を変えるイノベーションの創出・成長に関心があるなら、Scrum Venturesに注目してほしい。
投資・支援先、あるいは提携パートナーとして関わるのは、国内だけでなく米国、欧州など世界中のベンチャーや大企業、知見豊かなメンバーである。さまざまな背景を持つ人材と良い関係を築いていくための、高いコミュニケーション能力とリーダーシップが求められる。ビジネスレベルの英語力も必須。
スタートアップやVC、コンサルティング業界などでの業務経験、高度な判断力や調整力を発揮するマネジメント経験を活かせる環境がある。
スクラムベンチャーズの社員の声
若手も課題に向き合い意見やアイデアを出せば、実行に移して、活躍できる機会が与えられる。チャレンジできる機会が豊富な環境が、大きなやりがいを生んでいるようだ。
Scrum Studioでの仕事は色んな魅力がありますが、一番素晴らしいと感じているのは、何にでも挑戦させてくれる会社だということです。たとえば、どうやって顧客流入を増やすのかというチャレンジがある時に、リードナーチャリングとして様々なコンテンツを企画したり、営業資料をアップデートしたり、システムの開発・改善に関わったりなど、やりたいことをどんどんやらせてもらえます。
https://scrum.vc/ja/2021/10/04/staff-interview-yuto-konishi/より引用
これから成長するベンチャーを相手にするからこそ、事業や業務に対するキャピタリストの影響力は大きくなる。仕事の進行をはじめ、物事が良い方向に変化するのを実感するスピードに魅力を感じる声もある。大企業対象のコンサル業との大きな違いといえる。
とにかく、大企業のコンサルをしていた時と、圧倒的にスピードが違います。コンサルだと、3カ月かけて精査して、実際に物事が動き始めるまで1~2年。今は、週次や月次、場合によっては毎日、社内ミーティングや投資先との打ち合わせを通じてとてもスピーディに物事が進んでいきます。そうしたスピード感とダイナミズム、社会や経済を小さいながらも良い方向へ変化させていく感覚をすごく面白いと感じます。
https://scrum.vc/ja/2021/04/21/staff-interview-kensuke-kuroda/より引用
シリコンバレー(サンフランシスコ)にも拠点を持つスクラムベンチャーズ。同社で働くメンバーの多様性は、刺激や新しい学びに溢れた環境をもたらしている。グローバルに活躍したいビジネスパーソンにとっての成長機会も多いだろう。
スクラムベンチャーズには、人種的にも、文化的にも様々な背景を持っている人たちが集まっています。そしてそれぞれに尖った才能を持っています。
https://scrum.vc/ja/2021/07/26/staff-interview-shuji-nakata-2/より引用