PwCコンサルティング
– Social Impact Initiative(SII)
PwC Consulting
企業について
PwCコンサルティング HPより
PwCコンサルティングは、世界4大会計事務所の一角を占めるPwCのメンバーファーム。PwCジャパンにおいて、経営戦略の策定から実行まで総合コンサルティングサービスを提供している。PwCグローバルネットワークの専門性やナレッジを活用するとともに、PwC Japan における監査(PwCあらた有限責任監査法人)・税務(税理士法人プライスウォーターハウスクーパース)といったスペシャリストと連携し、多様化、複雑化する経営課題の解決に適した支援体制を構築している。
PwCコンサルティングの主なサービス・事業領域を以下に紹介する。
インダストリー
- 金融
- 製造、流通サービス
- 情報通信、メディア
- 製薬、ヘルスケア
- 公的機関
サービスライン
■【strategy&】ストラテジー
■マネジメントコンサルティング
- 【finance】Digitalファイナンス戦略立案、実行支援
- 【Operations】調達およびサプライチェーン戦略立案、実行支援
- 【Customer】顧客戦略、新規事業開発、デジタルマーケティング
- 【People&Organization】グローバル人事戦略、タレントマネジメント
- 【PMI】グローバル化を支えるポストM&A支援
■テクノロジーコンサルティング
- テクノロジーアドバイザリー
- デジタルテクノロジー
- データ&アナリティクス
- サイバーセキュリティー&プライバシー
- ビジネスアプリケーション導入/変革
■リスク&フォレンジックコンサルティング
- 規制対応支援
- リスク管理ツールの導入(予防、改善、管理)
- 不正調査の実施(不正会計や不正行為など)
- 贈収賄および汚職防止プログラムの開発、監視および実施
- eディスカバリー(電子証拠開示)対応支援
- Social Impact Initiativeインパクトレポート
- 脱炭素化への対応によって生じた、サプライチェーンにおけるパラダイムシフトとは
- 政治分野における女性のさらなる活躍に向けて~日本の社会がより強く、優しく、しなやかであるように~
- なぜサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の可視化・削減が必要なのか――脱炭素化へ向けてバイヤー/サプライヤー企業が抱える課題を解説
- 地方創生に必要な支援とは──PwCコンサルティングSIIチームが考える「産官学民が連携した、自立した自治体の在り方」
- 各業界の脱炭素戦略にどうアプローチするべきか──ナレッジの共有で横断的な施策を提案するPwCコンサルティングSIIチーム
近年、PwCではグローバル全体でサスティナビリティ向上に注力しており、PwCジャパンでもグループ横断の専門組織であるサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス、PwCサステナビリティ合同会社、Social Impact Initiative(PwCコンサルティング)などがそれぞれ取り組んでいる。
ここではその中でもPwCコンサルティングのソーシャル・インパクト・イニシアチブ(Social Impact Initiative:SII)について記載する。
ソーシャル・インパクト・イニシアチブ
PwCコンサルティング SII HPより
ソーシャル・インパクト・イニシアチブ(SII)は、PwCコンサルティングの中で、「より良い社会を創りたい」という想い同じくするメンバーが部門や役職を超えて集い立ち上げた社会課題解決のためのスキームである。2019年の立ち上げ以降、様々な社会課題解決に取り組んでいる。
クライアント企業の経営戦略の一環としての社会課題解決や、事業として社会課題解決に留まらず、社会課題の解決をSIIの活動の根幹に据えるという姿勢を取る。「支援」ではなく、自らも主体となり、業界やセクターを越えた様々なステークホルダーとのコラボレーションをリード、より重要な社会課題の解決、ソーシャル・インパクトの創出に挑んでいるのが最大の特長である。
プロジェクト事例
ジェンダーギャップ解消-女性の政治参画推進のための共同研究
PwCコンサルティングSIIでは、日本の社会課題のひとつであるジェンダーギャップの解消のため、女性の政治参画推進を目的に、一般財団法人村上財団(創設者:村上世彰氏)との共同研究を行っている。
村上財団では、将来的に政治家を志す女性を支援するプラットフォーム「パブリックリーダー塾」を運営、日本のジェンダーギャップ解消への寄与を目指している。
PwCコンサルティングは、パブリックリーダー塾の設立に寄せて、女性の政治参画の実態等についての調査発表を行うなど、村上財団と協働し、女性の政治参画による社会的意義や参画を阻む障壁等についての分析・研究にを進める。
子どもの自立支援-認定NPO法人ブリッジフォースマイルへの支援
児童養護施設や里親家庭などで暮らす子供の自立を支援するNPO法人ブリッジフォースマイルに対し、社会的インパクトの可視化やボランティア人材開発の高度化を支援。
地方創生-特定非営利活動法人おっちラボへの支援
島根県雲南市にて地域課題解決のためのプラットフォームを運営するおっちラボに対し、雲南市Forest Hub構想策定、低域データプラットフォーム構想策定、資金調達のための事業計画策定を支援。
パラスポーツ-日本車いすバスケットボール連盟への支援
日本車いすバスケット連盟に対し、中長期計画の策定を支援。バリアフリーでインクルーシブな社会の実現を目指している。
求める人物像
ソーシャル・インパクト・イニシアチブ(Social Impact Initiative:SII)でのポジションは主に「サステナビリティ・ESG・環境領域コンサルタント」となる。SG・サステナビリティ・環境領域における、戦略策定支援、取組支援、情報開示支援等を担うポジションで、SIIのコンセプトに共感し、現状からもう一歩アクションを起こしたい、社会に対して貢献したいというモチベーションや情熱があること、信念とポリシーを持って仕事に取り組むマインドセットが重視されている。
経験としては、コンサルティングファーム/シンクタンクや金融機関、評価格付機関等の出身者、或いは証券アナリストの有資格者であることなどが求められる。
また、マネージャー以上の職位では、更にESG、サステナビリティ、環境分野における業務経験、或いはコンサルティング経験、サステナブルファイナンスやインパクト投資に関する知見なども必要とされる。
レポート
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