KPMGコンサルティング
– サステナブルバリューサービス:SX支援サービス
KPMG Consulting Co., Ltd.,
KPMGコンサルティング HPより
企業について
KPMGジャパンは、KPMGインターナショナルの日本におけるメンバーファームの総称。監査、税務、アドバイザリーの3領域にわたる8つのプロフェッショナルファームで構成され、約9,000名を擁している。KPMGコンサルティングは、そのうちのアドバイザリーサービスを担っている。
それぞれの領域のスタッフが専門的知識やスキルを活かして連携し、KPMGの世界的なネットワークも駆使しながら、付加価値の高いコンサルティングを行っている。
積極的な事業モデル変革や企業成長を促すマネジメントコンサルティングを「攻め」の支援、さまざまなリスクから企業を守るリスクコンサルティングを「守り」の支援と位置づけた、攻守両輪での企業サポートが特徴。
「攻め」の支援では、地球規模でのビジネストランスフォーメーション、戦略立案、事業プロセス改善、ITシステム導入などを一気通貫でサポートする体制を整備している。一方で「守り」の支援では、リスク管理支援、内部監査支援、内部統制構築から、個人情報保護、サイバーセキュリティまで、あらゆるリスクに対応するサービスを提供している。
ここでは、その中でもサステナブルバリューサービス「SX支援サービス」について記載する。
SX支援サービス
KPMGコンサルティング サステナブルバリューサービス HPより
サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは、企業の「稼ぐ力」の向上と、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを組み合わせることで、企業の持続性や成長性を高め、中長期的な価値向上を目指す取り組みを指す。
KPMGは、企業のSXを支援するために、KPMGジャパン内のさまざまな専門家を結集した「KPMGサステナブルバリューサービス・ジャパン」を組織。
SXの実践は以下の7つのステージに分類される。
- 分析
- 戦略策定
- 変革
- 導入・構築
- 測定・評価
- 報告
- 保証
実績
KPMGコンサルティングは、GHG(温室効果ガス)排出量のデータ収集から分析・開示、削減施策の実行までといった、カーボンマネジメントのライフサイクル全体を管理し、戦略的な意思決定をサポートするサービスの提供を開始した。
同社は、KPMGの考案によるカーボンニュートラル実現のフレームワーク「Climate Accounting Infrastructure」を最大限に活用。規制や開示要求が年々変化する中でも、データに基づいた戦略的な意思決定を可能とするモデルの構築を支援している。
その他の社会課題への取り組み
KPMGジャパンは、2030年までにCO2排出量をネットゼロとする目標に向け、事業活動で排出するCO2に社内価格を設定するインターナルカーボンプライシング(ICP)を取り入れることとした。
2022年10月より、CO2排出におけるScope1(直接排出)、Scope2(購入電力・冷暖房)、Scope3(間接排出のうち、出張に関わる飛行機・電車の利用、宿泊)を対象にICPを導入。脱炭素を意識した事業判断の推進や、職員の行動変容を目指している。ICPで回収した資金は社内ファンドとして、ネットゼロ達成のための投資に活用する。
KPMGインターナショナルは、2022年3月にKPMG Our Impact Plan update 2022を発行し、2030年までのネットゼロ目標と共に、Scope3を含むCO2排出量を2019年比で50%削減、再生可能エネルギー使用率100%を目標として掲げている。
求める人物像
サステナビリティ・ESG関連テーマに関する高い専門性、部門横断的なプロジェクト推進経験、パートナーシップの組成・推進のご経験、同種のコンサルティング業務への関与経験、サステナビリティに関する公共部門・NGO等での経験、テクノロジーの活用推進やデータ分析業務への関与経験、ビジネスレベルの英語力、またはその他の外国語力を持つ方は歓迎される。
好まれる人物像は以下のとおり。
- 継続的な学習意欲と成長志向の強い方
- コミュニケーション能力に優れた方
- ポジティブ志向で、明るく朗らかな方
- 知見や技術に拘泥することなく、それらを分かり易く伝え、必要な情報・論点を最大限に引き出すことができる方
- 自己マネジメント力の高い方
- 論理的思考と共感力をもって適切に物事を捉えることができる方
- 異文化理解への関心と姿勢を持つ方
レポート
KPMGコンサルティング サステナブルバリューサービス:SX支援サービス HPより