日立コンサルティング
– SX推進支援
Hitachi Consulting Co., Ltd.
日立コンサルティング HPより
企業について
日立コンサルティングは、日立グループの一員のコンサルティングファーム。エネルギーや水、交通などのインフラや公共のしくみ、企業によるサービス・プロダクトなども広い意味での社会イノベーション事業と捉え、クライアントやさまざまなパートナーと共に「ビジネスエコシステム」を創出し、社会課題の解決に取り組んでいる。
「絵を描く」だけのコンサルティングにとどまらず、「絶対に成功させる」という信念のもと、顧客と一緒に汗をかきながら最後までやり遂げる、粘り強い姿勢を大切にしている。
製造業や流通、公共、金融、ヘルスケア、エネルギーなどの領域で、経営戦略や業務改革、CRM(Customer Relationship Management)やSCM(Supply Chain Management)構築、働き方改革・人材活用などといったコンサルティングサービスを展開する。
ここではその中でも、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)推進支援コンサルティングについて記載する。
SX推進支援
日立コンサルティング HPより
日立コンサルティングは、企業のSX(サステナビリティトランスフォーメーション)支援に注力している。日立が考えるSXとは、企業が創出する社会的・環境的・経済的価値を、デジタルテクノロジーを駆使してさらに高め、社会と企業、双方の持続可能性を向上させることである。
SXを実現していくためには、ビジネスに持続可能性の考え方を組み込む必要がある。
そのため、理念や価値観、業界の特性などに配慮した全体方針の策定や、事業環境と重要課題の分析が欠かせない。社会的価値・環境的価値から事業機会やリスクを特定して、経済的価値の観点から事業戦略を決定する。
さらに、最先端技術の動向を俯瞰し、事業戦略を実現していく。
実績・プロジェクト事例
日本生活協同組合連合会が、「2050年にCO2排出総量を2013年比90%削減」という政府目標をさらに上回る温室効果ガス削減目標を策定。
日立コンサルティングは、削減目標のレベルとCO2排出見込み量のギャップを分析し、その差を埋める方法を提案するなど、目標案作成への取り組みをサポートした。
日立コンサルティングのその他の社会課題への取り組み
世界で深刻化する環境課題の動向と、自らの経営方針を踏まえ、日立は、「環境ビジョン」を策定し、長期視点から日立のめざす社会の姿を明確にした。この「環境ビジョン」がめざす社会を構成する「脱炭素社会」「高度循環社会」「自然共生社会」を実現していくために、環境長期目標「日立環境イノベーション2050」を策定している。
具体的な目標は以下のとおり。
求める人物像
ESG、SDGs、CSRをはじめとした持続可能性をテーマにした業務経験のある人物や、事業会社で企画立案業務/改革プロジェクト(組織改革、業務改革、新事業企画、新規事業調査等)推進、新規サービスの企画立案の経験のある人物、サプライチェーンや調達、ロジスティクス領域の実務経験のある人物などが求められている。
また、前提としてコンサルタントとしての素養である基本的なPCスキル、ドキュメンテーションスキル、論理的思考力やコミュニケーション能力が必要とされる。
ただし、コンサルティング業界未経験でも、新たなテーマや課題に対して積極的に取り組み、自らを成長させる意欲の高い人物は歓迎される。
レポート
- 日立 サステナビリティレポート 2022
- 脱炭素化・再生可能エネルギー導入のためのコンサルティング
- 「ポストパリ協定時代」における企業の気候変動対策
- 30年先を見据えて~バックキャスティングの発想で温室効果ガス削減計画を策定
※日立コンサルティングの概要、理念、サービス等の詳細な企業情報はこちらをご覧ください。