ドリームインキュベータ:ソーシャルインパクトボンド Dream Incubator Inc.
ドリームインキュベータ HPより
企業について
ドリームインキュベータ(DI)は、戦略コンサルティングとインキュベーションを通じて、社会を変える「ビジネスプロデュース」を展開している。「ビジネスプロデュース」とは、既存の戦略コンサルティングサービスの枠に収まらない、独自の視点・アプローチを指す。これによって自社のビジネスモデルを磨き続け、社会に大きなインパクトを与える事業の創造に全社を挙げて邁進している。
DIは2000年の設立以降、主に大手クライアントに対して、成長戦略や新規創造の支援、ベンチャー投資やインキュベーション、DI自ら経営を行う投資活動まで、さまざまな切り口でビジネスプロデュースを行ってきた。
DIは「The Business Producing Company」という理念を掲げている。各分野から、共通の思いを持つメンバーが集結し、「ビジネスプロデューサー」として日々研鑽を続けている。特定の産業にとどまらない、企業間、あるいは官民連携による海外展開戦略などを重んじており、コンサルタントのみならず、法務や会計、政策といった分野のプロフェッショナルが在籍する。
ここでは、その中でもソーシャルインパクトボンド/ネクストライズについて記載する。
ソーシャルインパクトボンド
ドリームインキュベータ HPより
ソーシャルインパクトボンド(SIB)は、ビジネスの知見と民間資金によるソリューションを成果連動型で提供し、行政を取り巻く社会課題に挑む、新たな官民連携のしくみである。DIは、「ビジネスプロデュース」の一環として、医療・健康やインフラの維持・修繕、防災、リサイクル、こどもの教育、まちづくりといったさまざまな領域でのSIB活用を推進していく。
現時点において、SIBの主な適用事例には、①取り組みが短期で完了する、②成果が評価しやすい、③インパクトが小さいという傾向がある。
実績・プロジェクト事例
DIは、広島県福山市、株式会社YMFG ZONEプラニング(以下、YMZOP)と、SIBの活用に向けた調査・研究に関する覚書を締結した。
DIは、福山市、YMZOPとさまざまな分野でSIB活用に向けた共同調査・研究を行う。またDI、YMZOPの持つ知見やネットワークを共用・活用しながら、福山市が抱える社会課題を解決することで、より大きな社会的インパクトの創出を目指している。
その他の社会課題への取り組みについて
構想を生み出す力、仲間づくりの力、それらをビジネスとして束ねていく力を駆使することで、解決に向けた道を切り開けると確信し、新法人「合同会社Next Riseソーシャルインパクト推進機構」を立ち上げた。(2021年3月設立)
Next Risedでは、豊田市とのソーシャルインパクトボンド関連の取り組みが注目されている。
また「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」というミッション・経営理念のもと、再生可能エネルギーの発電施設を開発・保有・運営する株式会社レノバへ投資している。DIは、80000株(シェア0.5%、顕在株ベース)を保有。
新たな事業を創出する有望ベンチャーの育成に向けて、今後もインキュベーション活動を加速していく。
求める人物像
四年制大学または大学院を卒業後、3年以上の下記ファーム、事業会社等での業務経験を必須とする。
- 金融機関
- PEファンド
- 会計系FAS
- 大手商社での投資関連
- 一般事業会社のCVC
加えて、PEファンド業務に興味のある方、社会貢献、地域再生に興味のある方、事業をゼロから構築する(ベンチャーマインド)のある方、事務的業務・作業を厭わない方、顧客志向が強く、明るく、前向きな方、成長意欲のある方が歓迎される傾向にある。
レポート
ドリームインキュベータ HPより
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