IQVIAソリューションズ IQVIA Solutions Japan K.K.
IQVIAソリューションズ HPより
企業について
IQVIAソリューションズジャパンは、進化と変革をリードするヘルスケアソリューションカンパニーである。
医療・ヘルスケア情報、テクノロジーソリューション、コンサルティングの領域でサービスを提供するIMSとクインタイルズの合併により2016年にQuintilesIMSが誕生、その後2019年4月1日に旧IMSジャパンはIQVIAソリューションズジャパン株式会社となった。(尚、旧クインタイルズはIQVIAサービシーズ ジャパン株式会社となり、QVIAソリューションズジャパンと共にIQVIAジャパン グループを構成する。)
IQVIAソリューションズジャパンは医療業界に医療情報を提供する米系の医療情報会社、IQVIAのメンバーファームである。
※IQVIAは世界70カ国以上にオフィスを持ち、2019年にフォーチュン誌が発表する「世界で最も賞賛される企業」に選出されている。
他の追随を許さない豊富な医療データ・テクノロジー・高度な分析・専門性を駆使することにより、医療業界の課題解決と発展に寄与している。
前身のIMSジャパンは、IMS Healthの日本法人。
IMS Healthは医薬品、ヘルスケア産業にマーケット・インテリジェンスを提供するリーディングカンパニー。ニューヨーク証券取引所上場。
1954年、ドイツにて創業。50年以上に渡って世界100カ国以上でビジネスを展開するグローバル企業であった。
IMSジャパンは、IMS Healthの日本法人として1964年に設立。日本の医薬品業界で高い評価を得てきた。
ポートフォリオの最適化、ブランド管理と新製品の上市管理、MRの効率化、マネージドケアと一般用医薬品の管理、医薬品市場の売上や処方データの提供、マーケット・インテリジェンスの提供、経営課題における意思決定や戦略策定を支援するためのコンサルティングなどを主な事業として展開していた。
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代表者社長 宇賀神 史彦
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設立1964年12月
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所在地東京都港区高輪4-10-18 京急第1ビル
IQVIAソリューションズの理念
IQVIAのミッションは、患者のヘルスケア・アウトカムを向上させる革新的な医療の実現を推進することです。私たちは医療の推進のために、統合された情報・データおよびテクノロジーソリューションをはじめとする、さまざまなソリューションをご提供しています。
私たちは、ヘルスケア企業が抱える課題に対して、 最善かつ創造的なソリューションをご提供します
それにより新たな改善策に自信をもって取り組み、 そこから生まれる好機を最大限に活用していただくことで、 最終的には人々の健康に寄与できるよう支援いたします
https://www.iqvia.com/ja-jp/locations/japan/about-iqvia-japanより引用
IQVIAソリューションズの沿革
- 1964年
- IMS日本支社設立
- 1972年
- IMSインターナショナル本社、ニューヨーク株式市場に上場
- 1976年
- 社団法人日本医薬品卸業連合会に賛助会員として加入
- 1983年
- 株式会社に改組、社名を株式会社アイ・エム・エス・ジャパンとする
- 1988年
- IMSインターナショナル本社、D&B社(The Dun & Bradstreet Corporation)の傘下に入る
- 1993年
- アイ・エム・エス・ジャパン株式会社に社名変更
- 1996年
- D&B社の分社化に伴い、コグニザント社の傘下に入る。コグニザント・ジャパン株式会社設立
コグニザント・ジャパンと合併。アイ・エム・エス・コグニザント・ジャパンに改称 - 1998年
- 親会社コグニザント社の分社化に伴い、IMSヘルス社(IMS Health Incorporated)が親会社になる。これに伴い社名をアイ・エム・エス・ジャパン株式会社に変更
- 2010年
- TPGキャピタル社とCPP投資委員会が管理する投資ファンドによって、合計58億ドルで株の取得に合意し、非上場化
- 2016年
- クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパンとの対等合併
- 2019年
- IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社に社名変更
IQVIAソリューションズのサービス
医薬品・医療機器等の開発からマーケティング、販売、製販後に至るライフサイクル全般において、顧客の課題に寄り添った革新的なソリューションを提供している。同社では主な事業として以下の内容を展開している。
医療情報の収集と分析
世界医薬品市場の売上・処方情報を統合したデータベース『MIDAS』をはじめ、医療従事者向けに医療情報を提供している。豊富なデータの収集から分析、プライマリー・マーケティング・リサーチ(PMR)までをワンストップで提供し、マーケティングプランのPDCAをフルサポートする体制を整えている。
テクノロジーソリューション
ビッグデータ、モバイル、クラウドなどのIT技術を用いて、ライフサイエンス業界に特化したテクノロジーソリューション業務を展開している。具体的には顧客関連管理システム(CRM)を活用したソリューションやデジタルマーケティング管理、顧客のニーズに合わせたレポーティングのしくみやデバイスの提供など、柔軟で効率的なIT環境を提供している。クライアント企業のデータアセットとIQVIAのデータアセットを統合したシステムの開発から、運用、保守まで、製薬企業の営業活動などを包括的にサポートする。
コンサルティング
業界屈指のデータアセットをもとに顧客の経営課題解決を支援する。経営戦略の策定、ポートフォリオ戦略や製品戦略、新薬の薬価ポテンシャル評価、上市戦略の立案を行うための、KPIの設定やメッセージの構築、医療経済の観点などから製品の安全性や費用対効果についての検証などさまざまなプロジェクトを手掛けている。
IQVIAソリューションズの求める人物像
豊富な専門知識と戦略実績でヘルスケア業界の最新動向や企業の開発状況について、迅速な情報収集・分析・戦略立案を担うマネジメントコンサルティングには、多様な人材が揃う。新卒採用としては国内外の大学・大学院から薬学や理工学やもちろん経営学や経済学のバックグラウンドを持つ人材が入社する。中途採用としては、戦略系やIT系のコンサルティングファーム、製薬や医療機器、CRO(治験事業)などの医療系企業出身者が多いが、消費財や、教育業、金融業からの入社実績もある。
IQVIAソリューションズのトレーニング
社内学術研修、スキル研修、マナー研修、コンプライアンス研修、階層別研修、プロジェクト別研修、自主参加型研修等、様々な研修メニューが用意されている。
その他、マネージャーによるOJT の実施、MR認定センターが定める導入研修と継続研修なども実施している。
また、例えば、マネジメントコンサルティング部門では、ヘルスケア業界の専門性はもちろん、コンサルティングのケイパビリティやプロジェクトマネジメントの能力を身につけられるよう、一人ひとりの能力やスキル向上をサポートする様々なプログラムが用意されている。
国内では、アナリストからコンサルタントまでの役職に就く若手社員向けに、コンサルタントとしての基礎知識・ビジネスマナー・PCスキルを学ぶ「On-boarding Program」やIQVIAのデータアセットの利活用方法を学ぶ「IMSBase Program」というトレーニングが展開されている。
加えてすべての役職向けに、月一度各コンサルタントが持つスキルを他メンバーに共有する「Knowledge Sharing」という機会が設けられている。この他、e-learningや海外研修など、各役職に合わせて多様なプログラムが用意されている。
IQVIAソリューションズの社会貢献・ESG
同社では、健やかで豊かな社会の実現を目指し、ヘルスケア向上の支援や災害支援などに積極的に取り組んでいる。具体的な活動は以下の通りである。
ゴールドリボン・ネットワークの支援
小児がんの患者や研究開発をサポートする特定非営利団体、「ゴールドリボン・ネットワークは」に対して資金援助やボランティア活動などを実施。
難病のこども支援全国ネットワークへの支援
認定NPO法人「難病のこども支援全国ネットワーク」の活動を支援し、難病の子ども達と家族の生活の質を向上させる取り組みに貢献。
日本障がい者スポーツ協会への支援
障害者スポーツ大会の開催や奨励、指導者の育成や普及啓発などを行っている公益財団法人「日本障がい者スポーツ協会」の活動を支援。