イーソリューションズ e-solutions inc.
イーソリューションズ HPより
企業について
イーソリューションズ株式会社は、戦略コンサルティングから事業プロデューシングまで手がけるプロフェッショナルファーム。
大手企業などと提携し、社会的重要テーマにアプローチする新規事業の立ち上げを支援、また、立ち上げ後の戦略コンサルティングも行っている。
独自に培った「課題のメカニズム」を元に仮説を立て、素早くプロジェクトを開始する「仮説実行型のアプローチ」スタイルが特徴。
社会に持続可能な新しい価値を生み出すことを「事業プロデュース」という活動によって実現させている。
「事業プロデュース」では、「①社会課題の解決を通じて事業プロデュースすること」「②未来につながるレガシーを創出すること」「③持続可能なビジネスをデザインすること」という3つの軸のもと、様々なステークホルダーのマネジメントをしながら事業化を進めている。
事業領域は環境、健康、教育、食料、IT等幅広く、日本が抱える社会問題や先進的な技術革新を扱うテーマを中心に扱い、国家的課題を解決する社会システムのデザインを手がける。
特に「社会的重要テーマ」「ビジネスのフレームワーク」「未来デザイン(構造化)」を3つの軸に設定し、ソリューションを提供している。
代表的なプロデュース事例に、「チーム・マイナス6%」「スマートシティプロジェクト」等がある。
1999年1月設立。2019年現在、本社は東京都港区。従業員数は約40名。
社員の平均年齢30歳という若い組織の中、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が活躍している。
関連会社にNCメディカルリサーチ株式会社と桜プロジェクト株式会社、イノベーティブマーケティング株式会社がある。
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代表者佐々木 経世
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設立1999年1月11日
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所在地東京都港区虎ノ門4-3-1
城山トラストタワー17F
イーソリューションズの理念
以下にイーソリューションズの事業理念を引く。
イーソリューションズとは
社会課題をビジネスで解決する「事業プロデュース」を通じて、社会に持続可能な新しい価値を創造し、未来をデザインするプロフェッショナルファームです。「事業プロデュース」の3つの軸
1. 社会課題
今ある環境を当たり前と思わず、持続可能な社会のために、私たち自身で「社会課題」の解決に取り組むべきだと考えています。
2. 未来デザイン
目先の課題解決だけを目標とせず、その先の未来をデザインし、未来に繋がる「レガシー」を創出することが重要であると考えています。
「レガシー」を残していくことで、社会の持続性に貢献できると考えています。3. 持続可能
ビジネスとして成り立たなければ、継続して課題解決に取り組んでいくことは困難です。「持続可能」なビジネスをデザインすることで、社会課題の解決を図ります。
イーソリューションズの沿革
- 1999年
- イーソリューションズ株式会社設立
オートバイテル・ジャパンのサービスを開始 - 2000年
- ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン株式会社(現:PwCコンサルティング Strategy&)と業務提携を開始
イーソリューションズ・エス・アイ株式会社設立 - 2003年
- 株式会社インテックと韓国LGグループとの共同により株式会社INTEC LG CNSを設立
- 2004年
- NCメディカルリサーチ株式会社(脳梗塞再生医療事業)を設立
- 2007年
- 富山うつプロジェクト(厚生労働省の補助事業。イーソリューションズが運営事務局を務める)を開始
- 2009年
- 株式会社アップストリーム・インフィニティ(新規抗がん剤の開発のバイオベンチャー企業)へ出資、イーソリューションズ佐々木代表がアップストリーム・インフィニティの代表取締役社長に就任
- 2011年
- 低炭素社会株式会社を合併
イーソリューションズのサービス
「社会的な課題をビジネスによって解決する」をミッションとし、新規事業提案や事業戦略立案、社会システムのデザインや、官公庁、自治体に対し提言など行っている。
同社では、社会インフラの分野に携わる「ソーシャルデザイン事業部」、地域社会における課題解決に向けて、産学官連携をサポートする「ソーシャルイノベーション事業部」、ライフサイエンス/ヘルスケア領域に携わる「ライフサイエンス事業部」、個人の生活の中のある社会課題に着目した新サービスの開発を行う「ライフデザイン事業部」という、4つの事業を展開している。
特にライフサイエンス事業部では、世界初となる脳梗塞治療の再生医療ベンチャーを運営している。
これらの事業部及び関連会社が、社会課題別にクライアントのニーズにあう支援を行う。
インダストリー
- 環境/エネルギー
- 食料
- 医療/健康
- IT
対応社会課題
- 復興支援
- エネルギーマネジメントの効率化
- BCP対策
- 次世代/最先端技術の普及
- サイバー犯罪増加
- SDGs・ESG/ソーシャルサービス
- 食の安心・安全
- 食品ロス
- エネルギーミックス/新エネルギー
- ライフスタイル/働き方改革
- 高齢者の孤立
- 再生医療・細胞治療
- がん
- 脳卒中
- 感染症
- うつ病
ファンクション
- 新規事業プロデュース
- 事業戦略の立案
- 技術戦略の策定
- 事業体企画
- 事業運営
- ブランド/マーケティング戦略の策定
- 営業戦略の策定
- 実行支援
- 社会システムのデザイン
- 実証実験支援
- コンソーシアムの運営
- 国民啓発運動
- 政府/自治体等への提言
イーソリューションズの求める人物像
「社会的重要なテーマに対し新しい事業を生み出し価値を創造していく」というミッションに共感し、厳しくも成長できる環境のなか、情熱や志を持続できる強い意志を持った人を募集している。
同社のメンバーには、戦略コンサルティングの専門スキルに加えて、事業家として経営者目線で仕事を捉えるためのさまざまな力を求められる。
具体的には以下のようなスキルを持つ人材を求めている。
- 事業構想力
事業の全体を構想し立案する能力。
最先端の事象に興味・知的好奇心を持ち、業界動向や市場動向を的確に捉えた上で、様々なオプションを検討し、ビジネスを成功へと導くことができる
- 人を動かす力
構想した事業戦略を机上の空論に終わらせるのではなく、実際に形にして収益化していくための、人を動かす能力
- 志と情
社会的テーマを軸に新しい事業を構想し、多くの人を巻き込んで事業を具現化していくうえで、イーソリューションズが一番重視する能力
- 時代の流れを読み、柔軟性と瞬発力を持って行動できる
- コミュニケーション能力に長けている
- 新しいものを生み出す創造性、それを構築していく計画性や行動力がある
- 客観的に物事を把握する論理的な思考を持つ
- 志が高く、諦めない粘り強さやエネルギーを持つ
- 明るく前向きで、心身ともに健康である
- 周囲に協力を求めたり、人の話を聞く素直さがある
- 文章力やプレゼン力があり、表現する力に長けている
イーソリューションズでのキャリアパス
入社時の職位は経験やスキルによって決定されるが、入社後は年齢や勤続年数などに因らず、成果に応じてキャリアアップを図ることができる。
イーソリューションズには、4つの役職クラスが設けられている。
アソシエイト
現在進行中のプロジェクト、或いは新規の提案の元となるテーマ別/業界別の情報収集や調査・分析から、チャートを用いながら付加価値の高い資料の作成までを、マネジャー指導のもと行う。
クライアントへの提案などを担当する場合もある。
シニアアソシエイト
アソシエイトの業務に加え、プロジェクトに対する仮説・検証や問題解決の想定などを行う。
既存の情報から仮説を立て、検証を行い、課題のメカニズムを考察する。
またその課題に対し、解決に向けたアプローチを考え、クライアントの期待値を満たすアウトプットを纏め上げることも担う。
プロジェクトの運営を任されることもあるため、リーダーシップが求められる。
マネージャー
複数のプロジェクトマネジメント、及びその成果物の報告まで責任を持ち、新規の提案も行う。高いマネジメント能力が求められる。
また管理者として、メンバーの採用、育成、評価、そして体制に応じた新しい仕組みづくりを担い、組織への貢献も求められる。
事業部長
事業部内の経常利益の予算達成に責任を持ち、経営陣と共に組織運営や新規案件の獲得責任を担う。
そして、全案件へのリソースアロケーションを考え、進行中のプロジェクトや新規の提案の品質、納期、コストを管理する役割も担う。
イーソリューションズのリーダーとして企業の成長に貢献することが求められる。
イーソリューションズのトレーニング
成長意欲の高い社員に対して、更なる成長や活躍が実現できるように、多くのスキルアップや能力向上の機会が設けられている。
e-learning
過去に実施したプロジェクトの知見・成功要因、フレームワークの例示等のプログラム
定期勉強会
テーマ別に調査・分析を行い、ディスカッションを行うなどの勉強会
全社会議
事業部ごと、或いは個人ごとに担当プロジェクトのプレゼンテーションを行う機会がある
英会話研修
英会話講師による研修。ディスカッションによりグローバルコミュニケーションスキルの習得を目指す
社内TOEIC IPテスト
イーソリューションズの社会貢献・ESG
チーム・マイナス6%
「クールビズ」(2005年より環境省が主導する夏季の衣服軽装化キャンペーン)に代表される、CO₂削減を目的とした国民運動を企画・運営。
「チーム・マイナス6%」は、CO₂などの温室効果ガスの排出量を1990年比で6%の削減を目標に、2008年から2012年の間に展開されたプロジェクト。
年間で約35,000の企業と約334万人の個人が参加した国民運動。
「fukushimaさくらプロジェクト」への参加
東日本大震災の風化防止を目的に、復興の象徴として福島県に贈った桜を全国へ植樹したり、福島県活性化のためのイベントを、企業からの協賛を得て実施。