モルガン・スタンレー Morgan Stanley MUFG Securities Co., Ltd.
モルガン・スタンレー HPより
企業について
モルガン・スタンレーはゴールドマン・サックスやシティグループ等とともに、投資銀行業務の幅広い分野において世界を牽引する金融機関の一つである。
ニューヨークに本拠を置き、41の国と地域にわたって金融サービスを展開している。(2019年現在)
2019年にはグローバルでおよそ6万人の従業員を抱えており、そのうちの約1万6千人がフィナンシャル・アドバイザーである。
日本では、モルガン・スタンレー・ホールディングスのメンバーファームとして、モルガン・スタンレーMUFG証券、モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信、モルガン・スタンレー・キャピタルの3社が営業している。
投資銀行業務や証券業務をはじめ、資産運用業務や不動産関連業務など各種の事業を展開するグループ各社が、政府や事業法人、機関投資家を対象に幅広い金融サービスを提供している。
モルガン・スタンレーMUFG証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループとの合弁で設立され、機関投資家や法人を対処とした金融商品取引業に携わる。約700人の従業員を擁し(2019年時点)、主に国内の法人、機関投資家、政府を対象に、債券・株式のセールス/トレーディング、資本市場業務やリサーチ業務等、広範な金融サービスを提供する。
同社はまた、企業のダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みも活発で、Great Place to Work® Institute Japan (GPTWジャパン) による「働きがいのある会社」調査において、13年連続(2007年~2019年)で「ベストカンパニー」に選出されるなど数多くの受賞歴を持つ。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MJFG)完全子会社である「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」と二社体制を敷く。
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代表者代表取締役社長 田村 浩四郎 (アルベルト)
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設立2007年10月
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所在地東京都千代田区大手町1丁目9番7号大手町フィナンシャルシティサウスタワー
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代表者代表取締役社長 田村 浩四郎 (アルベルト)
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設立1984年
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所在地東京都千代田区大手町1丁目9番7号大手町フィナンシャルシティサウスタワー
モルガン・スタンレーの理念
モルガン・スタンレーの企業指針を以下に引く。
モルガン・スタンレーは1935年の創業以来、「一流のビジネスを、一流のやり方で」お届けすることを変わらぬ理念としており、それを実証するのが次の4つの企業指針です。
顧客を第一に
正しいことをする
卓越したアイディアで主導
還元するhttps://www.morganstanley.co.jp/ja/about-us/morgan-stanley-core-values/より引用
モルガン・スタンレーの沿革
- 1935年
- モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー設立
- 1941年
- ニューヨーク証券取引所の会員権取得
- 1970年
- 日本にて東京駐在員事務所開設
- 1984年
- 日本にてモルガン・スタンレー・インターナショナル・リミテッド 東京支店設立、証券業免許取得
- 1986年
- ニューヨーク証券取引所に上場
日本にてモルガン・スタンレー・インターナショナル・リミテッドが東京証券取引所の正会員権取得 - 1987年
- 日本にてモルガン・スタンレー投資顧問株式会社設立
モルガン・スタンレー・インターナショナル・リミテッドが大阪証券取引所の正会員権取得 - 1988年
- モルガン・スタンレー・インターナショナル・リミテッドが「モルガン・スタンレー・ジャパン・リミテッド」に商号変更
- 1989年
- モルガン・スタンレー・ジャパン・リミテッドが東京金融先物取引所の会員権と名古屋証券取引所の特別参加者資格を取得
- 1995年
- モルガン・スタンレー投資顧問株式会社が「モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信株式会社」に商号変更
- 1998年
- 株式会社モルガン・スタンレー・プロパティーズ・ジャパン設立
- 2001年
- モルガン・スタンレー証券に商号変更
- 2004年
- モルガン・スタンレー証券会社がジャスダック証券取引所の取引参加資格を取得
- 2005年
- モルガン・スタンレー証券会社が東京工業品取引所の受託会員資格を取得
- 2007年
- 持株会社制へ移行。日本におけるモルガン・スタンレーの持株会社として、モルガン・スタンレー・ホールディングス株式会社を設立
- 2010年
- モルガン・スタンレーと三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)により、日本における証券合弁事業が開始。モルガン・スタンレー証券株式会社が「モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社」に社名を変更
- 2012年
- モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント投信株式会社が「モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメント株式会社」に商号変更
モルガン・スタンレーのサービス
モルガン・スタンレーの事業範囲は、投資運用業務をはじめ、不動産投資アドバイザリー、アセットマネジメント、金融商品取引業など多岐にわたる。
モルガン・スタンレーMUFG証券
- 投資銀行
- 資本市場
- 株式:セールス&トレーディング
- 債券:セールス&トレーディング
- バンク・リソース・マネジメント
- リサーチ
- インフラストラクチャー
モルガン・スタンレー・キャピタル
- 不動産アセット・マネジメント
- 不動産投資アドバイザリー
モルガン・スタンレーの求める人物像
専門知識を有することよりも、入社後に新しいことを吸収し柔軟に対応できるかどうかが重視される。
「優秀な個々の力がうまく合わさることで、より大きな成果が残せる」という考えに基づき、チームワークや強い精神力も求められる。
モルガン・スタンレーでのキャリアパス
入社時に、担当するサービス業務に基づいて、グループ各社に配属される。
ビジネスエリア別での採用は、その領域のプロフェッショナルとしてキャリアを築いて頂く事を前提としており、自分に合ったビジネス領域を選ぶことが大切。
ただし、会社のニーズと本人の希望が合えば、将来的に違う分野に異動できるケースもある。
海外勤務は、それほど多くはないが、長期出張や海外勤務などの可能性がある。
モルガン・スタンレーのトレーニング
入社後約2週間の新入社員オリエンテーション・プログラムが実施される。その後、ビジネスエリアごとの研修を受ける。
さらに年間を通じて多岐にわたる金融商品知識のトレーニングコースが整備されている。
またPCトレーニングや語学研修、ビジネスライティング、コミュニケーション、プレゼンテーション、チームビルディングといった様々な分野のスキルを学ぶプログラムも用意されている。
プロモーションにつれ、英語での会議も増えるため、様々なレベルの英会話やネゴシエーションなどの社内トレーニングクラスも整っている。
モルガン・スタンレーの社会貢献・ESG
モルガン・スタンレーの社員は、社会貢献活動でも協働し、相互理解を深め、結束をより強固にすることが推奨されている。
例えば、これまでにNPO法人ともに東日本大震災の支援活動として、被災地の幼稚園の子供たちに積み木を届ける「積み木プロジェクト」や、保存可能な食料を提供する「Food Drive」という活動を実施してきた。
さらにおFITチャリティ・ランへの積極的な支援や「Clothing Drive」と呼ばれる物品寄付などのCSR活動を行っている。