Ubie Ubie, Inc.
Ubie HPより
企業について
Ubie株式会社は医療×AIを軸に、医者と一般患者両者にとっての医療の利便性を向上する医療サポートサービスを提供している、国内有数のヘルステック企業。2021年、J-Startupにも選出された注目のスタートアップ企業である。
2017年に医師である阿部吉倫氏と、エンジニアの久保恒太氏の2名(二人は高校時代の同級生)が共同で同社を設立。2022年4月現在で200名の従業員を擁する。
医師である阿部氏が、カルテ業務などの事務作業に追われることで、患者と向き合う時間が圧迫されることに課題を感じたのが、創業のきっかけとなる。
久保氏が東京大学大学院にてAIによる病気予測を研究テーマとしていたことから、共同研究によりAI問診のベースとなるアルゴリズムを開発し、起業に至る。
同社の基盤事業を支えるAIの機械学習を応用した医療エンジン技術は、世界的にも突出した技術力の高さを誇る。
「テクノロジーで人々を適切な医療へ案内する」ことを目標にAIをコア技術とし、医療現場の業務効率化を図るAI問診サービス「AI問診ユビー」と、生活者の適切な受診行動をサポートする事前問診サービス「AI受診相談ユビー」を開発・提供し、大きな注目を集めている。
医療現場に同社のサービスを導入することで、医者の過酷な長時間労働の原因と言われるカルテ作成等の事務作業の多くを削減することを可能にし、患者の診療という医者本来の業務にさく時間の充実に寄与している。
同社サービスを導入した医療機関の労働環境の改善効果は目覚ましく、会社設立数年で全国都道府県の400以上の医療機関に導入され、一般患者の利用者数は月間100万を超えている。
同社サービスの社会貢献性の高さも評価され、日本サービス大賞(厚生労働大臣賞)を受賞するなど、国やメデイアから大きな注目を集めている。
人事評価制度を廃して、業績連動型の給与体型及びストックオプション制度の導入をするなど先進的な会社の体制を敷いているのも特徴である。
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代表者共同代表取締役社長
阿部 吉倫(医師)
久保 恒太(エンジニア) -
設立2017年5月
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所在地東京都中央区日本橋室町1-5-3
福島ビル6階
Ubieの理念
Vision
Hello, healthy world
今、この瞬間にも予期せぬ病に
苦しんでいる人が世界中にいます。地域、貧困、情報、意識の差によって健康である人と
そうでない人が分かれるのが世の常となっています。
しかし、生まれた地域や貧富の格差が
生死を分かつことがあってはならない。私たちが目指すのは、健康が空気や水のように
自然なものになった世界です。Mission
テクノロジーで人々を適切な医療に案内する
いつでもどこでも情報を得られるようになった今日でも、
医療においては情報が適切に患者や医療従事者に行き渡っていません。どうしてあの時病院に行かなかったのか、重篤化して後悔したり、
最悪の場合には命を落としたりする方が大勢います。
一方で多くの医療従事者は、早期に発見されていれば救えたはずの患者の死を、無念の思いで見届けています。それが現状です。私たちは、テクノロジーによって世界中の人々を適切な医療に案内します。
世界中の人々に最適な医療の選択肢を提案することで、
健やかに幸せな日々を過ごせる人を増やしていきたいと考えています。
Ubieの沿革
- 2017年
- Ubie株式会社 創業
- 一般生活者向けにDr.Ubieのアプリを配信開始
- 2018年
- 医療機関向けにAI問診Ubieの配信開始
- D4Vから6千万円の資金調達を実施
- 2019年
- 関西電力などから総計5.1億円の資金調達を完了
- 同社サービスを200施設以上の医療機関が導入
- 2020年
- 医薬品卸大手スズケンと業務提携を結び20億円の資金調達を完了
- ユビーAI受信相談のサービスを開始
- シンガポールに現地法人を設立
- 2021年
- ユビーAI問診が全国都道府県に導入され、400以上の医療機関が同サービスを採用
- ユビーAI受診相談の利用者が月間100万ユーザー突破
- 「J-Startup」に選出される
Ubieのサービス
AI技術を使った医療サポート事業として以下を提供
- ユビーAI問診
- ユビーAI受診
Ubieの求める人物像
エンジニアやデータサイエンティスト、医師、コンサルティングファーム出身者など、高い専門スキルを持つ人物が求められるポジションが多い。
また、以下のような素養を持つ人物が歓迎される。
- スタートアップの強みを維持強化するため、0→1を生み出すことが得意なこと
- 限られたリソースのなかでいかに事業をグロースさせることができるか前向きに思考することができること
- 俯瞰的な視点から事業の全体を捉え、数字をベースに客観的かつ論理的に思考できること
- 自ら進んで事業発展のために必要なことを嗅ぎ分け、情報をキャッチアップし、学び続けることができること
- 全社観点でやるべき重要なことを発見し、組織として最速で、最高の結果に到達する方法を考えることができること
- 事業課題解決のために常に独自の考えをもちつつも、きちんと自分の言葉で考えを伝えることができる、優れたコミュニケーション能力を持つこと
Ubieのトレーニング
勉強会参加や技術書購入や統合開発環境等の開発ツールなど、職務に必要な知識を主体的の学ぶ意欲のある人材には会社負担で費用を負担し、技術力向上を促している。