メドレー Medley, Inc.
メドレー HPより
企業について
株式会社メドレーは、「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」というミッションを掲げた企業。医療ヘルスケア分野のデジタル活用を推進し、日本の未来のための取り組みを行っている。展開する事業は、主に以下の4つ。
MEDLEY(メドレー)
医師でつくるオンライン病気事典。1,400以上の病気情報だけでなく、医薬品、医療機関などさまざまな情報が集約されている。700人を超える医師が常に最新の医療情報に改訂している。
介護のほんね
全国10万か所の介護施設の口コミサイト。全国の老人ホーム・介護施設の中から条件にあった施設を検索できる。
CLINICS(クリニクス)
オンライン通院システム。予約・カルテ・レセプトまでの診療業務システムを統合することで、業務効率化を実現する。遠隔診療を可能とするプラットフォーム化を目指している。
ジョブメドレー
日本最大級の医療介護求人サイト。全国約17万件の求人を掲載しており、人材不足の解決に向けて、柔軟な勤務体系や子育てなどへの支援がある求人を積極的に掲載している。
売上も社員数も毎年倍増するなど、急成長を遂げている企業。2019年には上場も果たし、さらなる成長フェーズに入っている。
各業界で一線級に活躍していた経営陣のもと、エンジニアやデザイナーだけでなく、医療現場の第一線にいた医師もメンバーに加わっている。医療資格保持者や弁護士など、幅広い知識や経験を持つ社員が集まっているのが特徴。「医療とITが本当の意味で融合したサービス」を目指している。
-
代表者瀧口 浩平
-
設立2009年6月5日
-
所在地東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
メドレーの理念
Our Essentials
長期的な視点で、成し遂げられる組織を私たちは、ミッションとして「医療ヘルスケアの未来をつくる」を掲げており、このミッションに地球上で最も貢献できる企業になりたいと考えています。
当領域の課題は、短期的な利益に結びつかないものも多く、未解決のまま山積しています。時に挑むことを避けたくなるような課題もありますが、易きに流れず、長期的に取り組み、困難なことを成し遂げられる企業になりたい。そのために必要不可欠なことを、私たちの行動原則として定めています。
このOur Essentialsは、採用選考や人事評価など様々な場面での判断基準としても活用されています。
凡事徹底
私たちは、全ての土台として、当たり前のことを、どの会社よりも非凡な水準で行います。目の前の仕事を、一つ一つ丁寧に、非凡な水準で実行し続ける集団だからこそ、成し遂げられる境地があります。私たちは妥協を嫌い、現状に満足せず最上を目指し続けます。
長期のカスタマー価値を追求
私たちは、カスタマーからの信頼を獲得するとともに、長期的な提供価値の総和を追求します。短期的な成果のために、それらを毀損しません。私たちのカスタマーは「患者や生活者」と「患者や生活者に向き合う事業者及び従事者」の双方であることを認識し、どのサービスを提供する際にも、片方だけを見て、もう片方を無視することがあってはなりません。
日々の倹約と大胆な投資の両立
私たちは、日々の倹約と大胆な投資を両立させることで、長期的に成長を継続します。定期的に無駄なコストを削ぎ落とし、より少ないリソースで、より多くのことを実現させられるよう創意工夫を重ねます。同時に、どの会社よりも多くの実験を行い、選別した優秀なアイディアに大胆な投資を促し、大きな成果を生み出します。
革新と改善を主導
私たちは、あらゆる場からアイディアのヒントを探し、シンプルに洗練させたプランになるまで複数の視点で考え抜き、プロダクトや事業の革新や改善、仕組み化を主導します。また、これらを率先して行うことで、現状維持に満足しない企業文化に貢献します。
全てを明確に
私たちは、5W1Hや定量的な情報で、全てを明確にします。明確さに欠けるコミュニケーションからくる曖昧さやミスは、生産性を著しく損ないます。業務の担当者が不明確な時や実行プランが曖昧な時には、それを明確にするための率直な投げかけと決定を推進します。曖昧に扱わなければならないことですら、曖昧さの範囲を具体的に定義することを厭いません。
誰よりも詳しく
私たちは、自らの業務に対し、誰よりも詳しく、誰よりも深く潜り、それぞれの持ち場のプロとして行動します。日々変化するカスタマーや市場の状況を理解し、チームや会社全体が目指す指標に対して、的確なアクションを促します。
信頼を獲得する
私たちは、モラルやセキュリティに対する感度を高く持ち、自らの発言やふるまいが周囲にどのような影響を及ぼすかを意識して行動します。見解の相違が生まれたら、相手が置かれている立場や文化的な背景を踏まえ、丁寧に相手の言動を理解しようと努めます。私たちは、完全ではありません。自分やチームの間違いに気づいたら素直に認め、相手に改善すべき点があると感じた時は敬意を持って問いかけます。
建設的に進める
私たちは、それぞれの持ち場のプロとして、相手が誰であっても臆さず、建設的に議論します。たとえ労力を要する場合も積極的に議論に参加します。建設的な議論の末に、方針が定まったら、その実現に向けて全力でコミットします。
組織水準を高める
私たちは、組織の水準を継続的に引き上げるための採用と育成を行います。採用基準を継続的に引き上げ、チーム上位の活躍が期待できる人材、もしくは、組織全体に新たな価値をもたらす人材を採用します。育成においては、自助努力の姿勢を支援し、成長のためのヒントや機会を積極的に提供します。私たちは、全ての社員が革新や改善に挑戦し、成長と新陳代謝を続けられる環境づくりを推進します。
ドキュメントドリブン
私たちは、仕事を始める際にドキュメントを先に書き出し、それを駆動力として活用して自らやチームを効率的に動かします。ドキュメント化されていないことにより多くのメンバーが同じことを1から考えたり、読めばわかることを口頭伝承したりするような時間の浪費を予防します。ドキュメントもシンプルで無駄のないものを志向することで、将来のチームの生産性にも大きく貢献します。
自分をアップデート
私たちは、好奇心を持ち、変化を楽しみ、常に自分自身をアップデートし続けます。どのような局面においても内省を怠らず、自らの行動やふるまいの改善点を見出します。自らが長期的に社会で活躍するために、健康管理も率先して行います。
成果を出す
私たちは、意思決定に必要な情報を集め、適切な品質で実行することで迅速に成果を出します。失敗や予期せぬ逆境が発生した際にも、打つ手は無限にあると信じ、その時からの最良の成果に繋げます。
メドレーの沿革
- 2009年
- 東京都港区に設立
人材採用システム「ジョブメドレー」開始 - 2015年
- オンライン医療事典「MEDLEY」開始
プラチナファクトリー株式会社を100%子会社化
介護施設の検索サイト「介護のほんね」運営開始
プラチナファクトリー株式会社を吸収合併 - 2016年
- オンライン診療システム「CLINICS」提供開始
「日経メディカル ワークス」運営開始 - 2018年
- クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」提供開始
「MEDLEY DRIVE」プロジェクト開始
- 2019年
- 株式会社NaClメディカルをグループ会社化
東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2020年
- MEDS株式会社を設立
かりつけ薬局支援システム「Pharms」提供開始
株式会社オーティーオーをグループ会社化
- 2021年
- 株式会社パシフィックシステム(現:株式会社パシフィックメディカル)をグループ会社化
株式会社メディパスをグループ会社化
メドレーのサービス
人材プラットフォーム事業
- ジョブメドレー
- メディパスアカデミー介護
医療プラットフォーム事業
- MEDLEY
- CLINICS(クリニクス)
- Pharms(ファームス)
- MALL(モール)
メドレーの求める人物像
医療領域を扱うサービスを提供しているため、社会貢献や社会的意義のある事業に興味と熱意を持っていることが必要とされる。
また、会社と自己の成長をリンクさせて考えることのできる人物、自走力と周囲を巻き込むパワーと魅力のある人物、立場により異なる認識のギャップを埋めることのできる、高いコミュニケーション能力を持つ人物などが求められている。
メドレーでのキャリアパス
メドレーでは、「自分のことは自分で決める」という社風が根付いており、自身が取り組む課題によって、さまざまなキャリアパスを描ける。
たとえば、事業責任者を目指したり、プロダクト開発者になったり、PMIのため子会社の経営陣になることも目指せるのが特長。
メドレーのトレーニング
株式会社メドレーでは、以下の社員研修が行われている。
- セキュリティ研修
- コンプライアンス研修
- インサイダー取引防止
- 新入社員オンボーティングプラン など
メドレーの社員の声
医療ヘルスケア分野の最先端で活躍する、メドレーの社員は、実際に働いている環境をどのように感じているのか。
『自分のことは自分で決める』文化が根付く部署だと思います。それぞれ目指すべき目標は決まっていますが、時間の使い方や動き方は個人に委ねられる。裁量が大きい分大変さはありますが、自分で考えられる人が活躍するという意味では、5年前から一貫しています
仕事のレベルが高く、その課題解決のスピード感に魅力を感じている社員もいる。
また、できないよりどうしたらやれるかを考えられる環境に魅力を感じているという声を紹介する。
向き合う課題の質量ともにハイレベルですが、それと同じくらい解決のスピードも速いんです。そうした経験豊富なエンジニアに囲まれて気軽に相談できたり、彼らが開催する社内勉強会に参加できたりするので、向上心さえあれば大きく成長できる環境だと思います
メドレーは、できない理由を考えるより、やるための方法を柔軟に考え、素早く実行する意識が強い。その文化が根付いているのは、迷いがないからだと思います。『医療ヘルスケアの未来をつくる』という目標が共有されているから、それに向けて『どうやるか』に集中できるんです