サンド Sandoz K.K.
サンド HPより
企業について
1,000以上の製品を誇る、ジェネリック医薬品業界のグローバルリーダー
サンド株式会社(以下、サンド)は、スイスのバーゼルで設立した科学薬品会社に端を発する製薬企業。現在はノバルティスグループの傘下にあり、同社のジェネリック医薬品(後発医薬品)を手がけている。高品質でリーズナブルなジェネリック医薬品をの開発/生産/販売に定評がある。
世界130か国以上において事業を展開。アメリカやドイツなどで、ジェネリック市場のリーダー的存在として成長し続けている。ジェネリック医薬品業界初のグローバル展開を果たした企業でもある。
社員数は約23,000人で、世界12ヶ所に主要な開発センターを設置し、欧州、北米、アジア、南米、アフリカの30ヶ所以上に生産拠点を構えている。(2014年現在)
ジェネリック医薬品業界における世界的リーダーであるサンドの製品構成は約1,000品目にも及ぶ。
主要な治療分野はすべてカバーしており、主要製品には循環器系製剤、中枢神経系製剤、消化器系製剤、呼吸器系製剤、鎮痛剤、ホルモン製剤などがある。
通常のジェネリック医薬品の充実はもちろん「製剤化の難しい製品」群の強化を基本方針としている。
世界人口の約90%へ届くサンドの製品
同社では、一人でも多くの患者が医療の進歩の恩恵を受けられる仕組みの実現を目指している。2014年現在、世界人口の約90%の人々にサンドの製品を届けられる体制を確立。
多くの人の快適な生活を実現するためには、患者の自己負担の軽減と健康保険制度の維持への貢献も自社の役割と考えている。
そのために経済、社会、環境分野で責任ある企業行動と、社会的貢献が不可欠であるとし、すべての事業活動における環境への配慮を始め、災害支援や地域社会のサポートを積極的に行っている。
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代表者岩本 紳吾
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設立2006年
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所在地〒105-6333
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号
虎ノ門ヒルズ森タワー
News & Topics
サンドの理念
サンドの安定供給に対する取り組み
「一人でも多くの患者様に必要されている医薬品をお届けする」-これがサンドのミッションです。
サンドは、スイスに本社を置くジェネリック医薬品とバイオシミラー(バイオ後続品)のグローバルリーダーです。2020年には世界第2位のジェネリック医薬品企業としてランキングされました。
日本では、2006年にサンド株式会社として事業を開始しました。グローバルの研究開発力とネットワークを活かし、日本の人々の健康と豊かな生活を実現するために、高品質なジェネリック医薬品とバイオシミラーを医療の現場にお届けしています。
高品質な製品へのコミットメント
- 患者さんを第一に考え、患者さんのために、高品質な製品を提供します
- 高品質な製品の提供が、持続可能な企業業績また成長に繋がると考えています
- 各国当局と緊密に連携し、すべての関連基準を継続的に遵守します
- 世界でひとつの品質基準を構築するために、協力し投資しています
- ステークホルダーの期待に応え、期待を超える製品を提供するために、品質基準とプロセスの継続的な改善に取り組んでいます
サンドの沿革
ノバルティス社の歴史
- 1758年
- スイスのバーゼルにてガイギー社が化学品薬品・染料を扱う貿易会社として創業
- 1884年
- バーゼル化学産業社(Gesellschaft fur Chemische Industrie Basel, CIBA=チバ)設立
- 1886年
- バーゼルにてサンドが化学薬品会社として設立
- 1895年
- サンド社として設立、法人化。(便宜上、以下旧サンド社とする)
- 1938年
- 旧サンド社、LSDの合成に成功
- 1971年
- チバ社とガイギー社が合併、チバガイギー社となる
- 1996年
- チバガイギー社と旧サンド社が合併、ノバルティス社となる
- 2003年
- ノバルティス社のジェネリック事業部門をサンド(現サンド社)へと社名変更
- 2005年
- ノバルティス社がドイツのジェネリック医薬品会社、ヘキサル社を買収し、現サンド社と経営統合
日本でのサンドの歴史
- 1947年
- 共立薬品工業株式会社設立
- 1979年
- 共立薬品工業がアメリカの製薬企業ローラーグループの傘下へ
- 1991年
- ローラーグループがフランスの製薬企業ローヌ・プーラン株式会社と合併。ローヌ・プーラン・ローラー株式会社となる
- 1994年
- ローヌ・プーラン・ローラー株式会社のジェネリクス部門が独立。ローヌ・プーラン・ローラー株式会社バーク事業部となる
- 1995年
- ヘキストジャパン株式会社がバーク事業部を買収。コックスジャパン株式会社となる
- 1998年
- コックスジャパン株式会社がドイツのジェネリック企業、ヘキサルAGの傘下となる
- 1999年
- 社名を日本ヘキサル株式会社へ変更
- 2005年
- ノバルティスのジェネリック事業部門であるサンドと経営統合。ノバルティスグループの一員へ
- 2006年
- サンド株式会社に社名変更
サンドのサービス
以下のようなジェネリック医薬品の開発、生産、販売
- 呼吸器官用薬
- 消化器官用薬
- 循環器官用薬
- 中枢神経用薬
- 化学療法剤
- ビタミン剤
- バイオシミラー
サンドの求める人物像
サンドでは、自分自身と会社のみならず、日本のジェネリック市場を成長させていく、大きく強い志と情熱を持つ人材に活躍の場が与えられる。
具体的には、以下のような人物を求めている。
- 礼儀正しく誠実で、明るく真面目
- 物事をわかりやすく説明できる能力がある
- コミュニケーション能力に長けている
- プレゼンテーションや交渉スキルがある
- 計画、立案、クロージング能力がある
サンドのトレーニング
サンドには、海外研修制度、国内各種研修制度、英語研修制度などキャリアアップに活きるプログラムが用意されている。
サンドの社会貢献・ESG
リーズナブルな価格でも高品質な医薬品を提供することを第一の社会貢献とするサンド。さらに、より良い社会づくりを目指すことも企業の社会的責任とし、各国の現地グループ企業にて、医薬品や健康に関するボランティア活動を展開。企業の枠組みを超えた地域支援活動を行っている。主な活動は以下の通り。
■環境への配慮
すべての事業活動において環境への配慮を徹底。
■結核の撲滅
世界保健機関(WHO)へ抗結核薬を定期的に寄付。インドでは結核患者や市民と共に結核撲滅キャンペーンを実施。ヨーロッパでは結核再流行をテーマとした医療関係者会議も開催した。また、人々の命を救える新しい抗結核薬の研究を進めている。
■災害支援
自然災害や緊急事態の発生時には、世界各国へ迅速で直接的な支援を実施。
■地域社会のサポート
「コミュニティ・パートナーシップ・デイ」(企業市民活動推奨日)を設け、社員による地域ボランティア活動への参加を促進。ペルーにおいて、財政支援や抗感染症薬の寄付、病院新設の援助をしている。ドイツでは、ダウン症候群の啓発普及や、患者の権利を守り、社会参画の促進を行う支援活動を行っている。さらに、インドでは貧困地域の恵まれない女性と子供の生活水準改善を目指す慈善活動へ資金を提供している。