KPMG FAS KPMG FAS Co., Ltd.
KPMG FAS HPより
企業について
KPMG FASは、企業の経営課題解決や、企業価値を向上させる支援活動を総合的にサポートする、KPMGグループのコンサルティングファームである。
コーポレートファイナンス(M&Aアドバイザリー、バリュエーション等)、リストラクチャリング(事業再編・事業再生支援)、トランザクションサービス(各種デューデリジェンス)、ストラテジーグループ(経営戦略)フォレンジック(不正調査等)の5つのサービスラインによって、クライアント企業の様々な課題にワンストップで対応する。
財務の専門家や公認会計士のほか、フォレンジック部門の調査専門家、クライアントの対象個別業界専門家など、経験豊富なプロフェッショナルが数多く在籍する。
あずさ監査法人やKPMG税理士法人等、KPMGジャパンのメンバーファームとの連携や、ワールドワイドなKPMGのネットワークも活用し、高度な専門性とグローバルな視点に基づくプロフェッショナルサービスを提供する。
KPMGはオランダに本部を置き、148ヶ国にグローバルネットワークを展開する世界規模のサービスファーム。
世界4大会計事務所Big4(※1)の一角を占め、2010年にはBig4のうち最大の取引金額を記録。
Universumの調査による「世界で最も魅力的な企業ランキング」では、2010年から3年連続で2位となった。
ちなみに「KPMG」という名称は、4人の主要創設メンバーの頭文字(※2)である。
KPMGジャパンのメンバーファームは2014年現在で7社である。
KPMG FAS以外の6社は下記の通り。
- ・あずさ監査法人
- ・KPMG税理士法人
- ・KPMG BRM/KPMG 社会保険労務士法人
- ・KPMGコンサルティング
- ・KPMGあずさサステナビリティ
- ・KPMGヘルスケアジャパン
※1 KPMG、プライスウォーターハウスクーパース、アーンスト・アンド・ヤング、デロイト トウシュ トーマツの4社
※2 K:ピエト・クリンヴェルド、P:ウィリアム・バークレイ・ピート、M:ジェームズ・マーウィック、G:ラインハルト・ゲルデラー
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代表者知野 雅彦
岡田 光
澄川 徹 -
設立2008年
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所在地東京都千代田区大手町1丁目9番5号
大手町フィナンシャルシティ ノースタワー
KPMG FASの理念
KPMGグループの理念を以下に引く。
KPMGバリュー 〜5つの基本的価値観〜
“The KPMG Way”は、組織の一人ひとりがKPMGを代表していると考え、責任ある組織、成功する組織、そして我々が誇りに思える組織を築くために、具体的に何をどのように行っていくのかを定めています。
KPMGの5つの基本的価値観(Our Values)は、全世界のKPMG職員が守るべき行動規範の核となる理念です。Our Values〜5つの基本的価値観〜
Integrity
誠実に行動する
Excellence
自己研鑽を重ね、
高品質なサービスを提供し続けるCourage
正しいことを追求し、
新たな価値創造に果敢に挑むTogether
互いに尊重しあい、
多様性を強みに変えるFor Better
未来を見据え、
社会の発展に寄与する
KPMG FASの沿革
- 1987年
- Peat Marwick International(PMI)、Klynveld Main Goerdeler(KMG)、および両者のメンバーファームが合併し、KPMG成立
- 2001年
- KPMG FAS創設
- 2009年
- 子会社の株式会社KPMG BPAを設立
- 2014年
- KPMG BPAを合併
KPMG FASのサービス
インダストリー
- 金融機関
- パブリックセクター(公官庁、非営利団体)
- 企業不動産
- ホスピタリティ産業(ホテル、旅館、リゾート、テーマパーク、ゴルフ場、スキー場等)
- ヘルスケア産業
ファンクション
コーポレートファイナンス
- M&Aアドバイザリー
- バリュエーション(企業価値評価)・PPA
- 投資価値の検討における事業計画/財務モデル作成支援サービス
- 資金調達アドバイザリー
- インフラ・資源プロジェクトアドバイザリー
リストラクチャリング
- 財務(フィナンシャル)リストラクチャリング
- 事業・業務(オペレーショナル)リストラクチャリング
- 経営不振企業・事業(ディストレス)のM&Aアドバイザリー
- 法的整理(会社更生・民事再生)サポート
- 事業撤退サポート
- 不良債権売買・管理サポート
トランザクションサービス
- デューデリジェンス
- ストラテジック&コマーシャル・インテリジェンス
- セルサイドサービス
- ポストディールサポート
ストラテジー
- 事業ポートフォリオ再構築
- 新規事業・市場参入戦略立案
- M&A戦略立案
- 事業性評価(フィージビリティスタディ)
- 中期経営計画・事業計画策定・オペレーティングモデリング構築
- グループ経営/事業モデル再構築
- シナジー創出
不正調査・不祥事調査・予防
- 不正調査(粉飾・横領等)
- 不正予防・防止体制の構築
- CAAT(キャット:コンピュータ利用監査技法)を活用した不正予防・防止体制支援
- 海外法人に対する不正調査(粉飾・横領等)
- 外国公務員贈賄防止法関連サービス(FCPA・UKBA等)
- デジタルフォレンジック
- e-Discovery(e-ディスカバリー、電子情報開示)
- 情報漏えい調査
- インサイダー取引関連サービス(調査・監視・モニタリング)
- 訴訟関連サービス(係争支援における証拠収集・損害賠償に係る各種算定)
- マネー・ローンダリング(資金洗浄)防止関連サービス
- 知的財産・契約遵守サービス(ロイヤリティ監査・ソフトウェアライセンス監査)
KPMG FASの求める人物像
KPMG FASのキャリア採用では、対象職種の相応の知識・経験が求められるほか、英語力(職種により求められるレベルは異なる)、4年生大学卒以上の学歴などが必要とされている。
KPMG FASの社会貢献・ESG
※以下はKPMGグループ全体のプロボノ情報である。
- イギリスの独立系調査会社Verdantix社が2013年度の調査で、KPMGを「サステナビリティ分野における保証業務で最も能力が高い期間」と認定
- 2013年11月に発生したフィリピン台風の被災地復興支援として、KPMGジャパンが社員の募金とグループ各社の寄付金計1,000万円を寄付
- 2010年、パキスタンの洪水災害の被災者支援として、総額1,000万円の義援金を日本赤十字社に寄付
- 2010年、ハイチ大地震の被災者支援として、総額1,500万円の義援金を日本赤十字社に寄付
また2011年の東日本大震災に対しては、震災以後も以下のような様々な支援活動を実施している。
- 2011年、KPMGジャパングループの社員および各法人の募金を中心に、KPMGインターナショナルのメンバーファーム全体の募金も合わせ、総額2億5,000万円の義援金を被災地支援として提供
- 2011年7月、あずさ監査法人およびKPMGジャパンの有志60名が、宮城県東松島市の泥かき、清掃ボランティアに参加
- 2012年、募金と法人のマッチングギフトの合計250万円を、被災地支援として寄付
- 被災地の母子家庭を支援する国際協力団体Oxfam、被災地の子供達を支援するNPO法人アスイク、被災地学生の奨学金提供や就学支援、リーダーシップ教育などを行う一般財団法人、教育支援グローバル基金(BEYOND tomorrow)などのNPO、NGOを支援
- 相馬野馬追を題材に、福島県南相馬市の復興を描いたドキュメンタリー映画「HIKOBAE」のスポンサーとなり、2013年3月にプレミア試写会を開催