フロンティア・マネジメント Frontier Management Inc.
フロンティア・マネジメント HPより
企業について
フロンティア・マネジメント株式会社は、経営コンサルティング、M&A、事業再生の3つを軸に、各分野の専門家が柔軟に連携して経営支援・M&Aアドバイザリー等のサービスを提供するコンサルティング・ファームである。
産業再生機構のマネージングディレクターとして、三井鉱山やカネボウ、ダイエーなどの大型再生案件に携わってきた大西正一郎と松岡真宏、そして不良債権処理の実績豊富な不動産系投資ファンド運用会社、リサ・パートナーズらの共同出資により、2007年に設立された。
経営コンサルティングとM&Aアドバイザリーのハイブリッドモデルを提唱し、多岐にわたる課題解決を一貫して、総合的にサポートすることを特徴とする。そのためビジネス、金融、会計、法律など、多様な専門家群を擁しており、当該の課題解決に適した専門家チームを構成し、最適なソリューションを提供している。
また、これまで一般的に企業経営において重視されてきた「労働市場」「技術市場」「消費者市場」の3つの市場に留まらず、変化のスピードの速い「金融市場」と、一度の変化がもたらす影響度が極めて大きな「法律・会計などの制度市場」にも着目。これら2つを加えた5つの市場すべてへの対応が必要だという考えに基づき、総合的にサポートするのもフロンティア・マネジメントの強みの一つである。
M&Aアドバイザリーの実績も高く評価されており、ブルームバーグが2013年に発表したM&A財務アドバイザーリーグテーブルにおいて、日本企業関連の公表案件ベースで第6位にランクインしている。
またトムソン・ロイター発表のM&Aリーグテーブルにおいては、年間30件以上のM&A成約実績を認められ、2008年から2013年までの6年間、連続して上位10社にランクインするなど、評判が良い。
2021年現在、長野、名古屋、大阪、シンガポール、ニューヨークの5ヵ所に支店がある。グループ企業としては、中国と日本のクロスボーダー案件に特化した「Frontier Management (Shanghai) Inc.」と、株式会社日本政策投資銀行と合弁で設立した「FCDパートナーズ株式会社」(持分法適用会社)がある。
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代表者大西 正一郎
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設立2007年
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所在地東京都港区六本木3-2-1
住友不動産六本木グランドタワー41階
フロンティア・マネジメントの理念
PHILOSOPHY -企業理念-
企業に関わる様々な分野の専門家が一体となって「フロンティア・マネジメントの企業理念」を追求してまいります。
クライアントの利益への貢献
企業価値の向上を図ることで、クライアントの利益に貢献します。
ステークホルダーの利益への貢献
バランスの取れたソリューションの提供により、株主・経営者・従業員・取引先・顧客・債権者等ステークホルダーの利益に貢献します。
社会への貢献
顧客企業の提供する価値(財・サービス)の向上を図ることで、社会に貢献します。
フロンティア・マネジメントの沿革
- 2007年
- 産業再生機構の大西正一郎、松岡真宏らが中心となってフロンティア・マネジメント株式会社を設立
- 2011年
- 中華人民共和国上海市に「頂拓投資諮詢(上海)有限公司」(連結子会社)を設立
- 2012年
- 「フロンティア・ターンアラウンド株式会社」(連結子会社)を設立
シンガポール支店を開設 - 2014年
- 長野県長野市に長野支店を開設
大阪府大阪市に大阪支店を開設 - 2017年
- 「フロンティア・ターンアラウンド株式会社」を吸収合併
米国ニューヨーク州にニューヨーク支店を開設
FCD第1号投資事業有限責任組合に出資 - 2019年
- 愛知県名古屋市に名古屋支店を開設
フロンティア・マネジメントのサービス
インダストリー
- 小売
- 飲食・サービス
- 消費財メーカー
- 産業財メーカー
- 運輸・鉄道
- 金融
- IT
ファンクション
国内関連サービス
【M&Aアドバイザリー】
- 契約等の交渉補佐
- 企業価値算定(バリュデーション)
【組織再編助言】
- ストラクチャリング
- 再編手続きの実行補佐
【ビジネス分析・調査】
- 事業デューデリジェンス
- 中期経営計画、経営•財務•事業戦略
【経営コンサルティング】
- アクションプラン策定補佐
- 事業・財務再構築補佐
【経営執行支援】
- ターンアラウンド(経営参加)
- モニタリング
【再生手続支援】
- 事業再生方針・計画の策定支援
- 金融機関交渉等の利害調整支援
海外関連サービス ~クロスボーダーM&A支援
【プレM&A支援】
- 海外戦略立案支援
- M&Aと内部成長の比較検討
- エントリー戦略支援
- 撤退支援
【リサーチ】
- 対象市場調査
- ターゲット候補先検討
【M&Aアドバイザリー】
- プロジェクトマネジメント
- 取引ストラクチャー検討
- 案件プロセス管理
- 交渉戦略立案、交渉支援
【ポストM&A支援】
- 管理体制構築支援
- ビジネス・プロセス統合支援
海外関連サービス ~アジア進出支援
【リサーチ】
- 簡易市場調査
- 現地法人の簡易診断
- パートナー探索
【コンサルティング】
- 戦略立案・実行支援
- 進出支援
- 組織・人事
【ファイナンシャル・アドバイザリー】
- M&A・合弁会社設立支援
- 組織再編支援
- 撤退・精算支援
【進出後の実務サポート】
- ポストM&A支援
- 行政対応支援
- 現地法人の黒字化支援
フロンティア・マネジメントの求める人物像
キャリア採用は基本的に以下の職務経験者で、かつM&Aアドバイザリー、デュー・ディリジェンス、ターンアラウンドいずれかの実務経験者であることが求められている。
- 公認会計士・米国公認会計士・税理士
- M&Aアドバイザー
- 証券アナリスト
- コンサルタント
- 弁護士
また性格面の資質としては、クライアントとの関係が長期にわたるプロジェクトが多いため、深い人間関係を築くことに楽しさを見出せる人間が好ましい、とされている。
フロンティア・マネジメントのトレーニング
企業理念や、会社全体の価値観の共有、浸透を図るため、合宿型のオフサイトミーティングを年に2度開催。チームビルディングを始めとする様々な研修プログラミングも実施される。