Vook Vook inc.
Vook HPより
企業について
株式会社Vook(ヴック)は、映像・動画領域のプラットフォームを提供する、注目のスタートアップ企業である。
「映像クリエイターを無敵にする」という理念のもと、映像制作者に特化した制作ナレッジ共有サービス「Vook」を提供している。
テレビや映画、ゲームなどの分野はもちろん、スマートフォン、デジタルサイネージやメタバースなど、様々な場所で映像は利用されるようになり、文字から映像へと文化圏が変化しつつある。
その一方で、映像業界には労働やお金、制作知識や情報の問題など、様々な問題が山積しているのが実情だ。
「Vook」はこれらを解決するために開発されたサービスであり、今後さらにニーズが高まると予想される映像クリエイターの「学び・仕事・繋がり」をサポートしている。
同社は「Vook」の他、映像のプロフェッショナルを育てる映像学校「Vook School」、映像クリエイターのためのアイテムを販売する「Vook Shop」、そして映像プロフェッショナル人材の為のキャリア支援サービス「Vook キャリア」を展開している。
社風はオープンでフラット。社内のミーティングには社員の子どもが参加することもあるなど、親しみやすい雰囲気も特徴のひとつ。
社内では「子育てチャンネル」という連絡用チャットもあり、育児の悩み相談等、職場の垣根を超えたコミュニケーション環境が設けられているなど、ワークライフバランス、特に子育てへの配慮・理解が深い。
Vookの理念
VISION
Vookが目指していること映像クリエイターを
無敵に。映像クリエイターを無敵に
スマートフォン、デジタルサイネージ、メタバース・・・
映像は様々なところで利用・視聴されるようになり、
文字ベースだった文化圏が映像ベースの文化圏に変化しつつあります。デジタル化によって、
映像を作るハードルは圧倒的に下がり、
多くの人々が、
映像を作り、配信できる時代になりました。映像は、生活のあらゆるところに入り込み、
人々のコミュニケーションスピードを速め、
時には人生を変えたり、支援の輪を広げたり、
人や社会を大きく動かしていく原動力になります。その中でVookは、映像制作の環境作りに軸足を置き、
映像の作り手、つまり映像クリエイターを無敵にするための
プロダクトやサービスを提供していきます。映像を作る環境を変え、
作り出される映像の質をあげ、量を増やすことで、
映像文化圏への進化のスピードを上げる。
Vookは、映像の力で社会を動かします。
Vookの沿革
- 2012年
- 前身である株式会社アドワール設立
- 2016年
- 映像制作者向け招待制・審査制ポートフォリオサイト「Vook port」サービス開始
- 2020年
- 日本初のVlog Academy ONLINEを開講
- 株式会社Vookへ社名変更
- 2021年
- 映像クリエイターの人材紹介に特化した「Vook キャリア」サービス開始
- プロの映像制作者を育てる映像スクール「Vook School」開校
Vookのサービス
映像クリエイターに特化した「学び・仕事・繋がり」に関する事業を展開している。
日本最大級の映像・動画クリエイター向けプラットフォーム「Vook」が基幹サービス。
Vook
国内の映像業界の課題として挙げられる人手不足や、人材教育の未熟さといった映像クリエイターが抱く共通の課題に対し、学びの場を提供し、得た知識や経験を共有することのできる国内最大級のプラットフォームサービス。
将来的にはこの「Vook」を通して、日本がハリウッドのような映像制作環境となることを目指している。
内容としては、
①映像クリエイターが独自の視点や経験を活かしたコラムの掲載
②カメラやレンズ、三脚、音声などの実地で役立つ知識から、データ管理や編集など撮影後の知識、あるいはYouTubeやTwitterのライブ配信の仕組みなど、映像制作の過程における初級~中級の基礎を学べるチュートリアル学習
③有料メンバー向けに、第一線で活躍する映像クリエイターによるオンラインを中心としたWEBセミナーの開催
④有料メンバー向け(一部無料あり)に見逃した方、過去のウェビナーやイベントの見逃し配信サービス
など、映像クリエイターの学びや仕事、コミュニケーションをサポートするサービスである。
Vook School
世界で活躍できるプロの映像クリエイターを育成するためのスクール。最短3か月でプロの映像制作者を育てる。平日の夕方以降と土日祝に開校しており、原則として週1回以上の来校が推奨されているが、条件によっては遠方でも受講可能な場合がある(2022年現在)。
Vook キャリア
映像クリエイターと、有望な人材を迎え入れたい企業をつなぐ人材紹介サービス。
情報発信方法が文字から映像へとシフトしている現在、映像クリエイターを雇いたいが知見もなく人材も見つからない、という企業の声が多い。
一方で、多くの映像クリエイターはキャリアに関する相談相手がおらず、自らの活動に課題を抱えている。
同サービスは上記のような「適切な人材を採用したい企業側」と「得意領域や働き方を選択したい映像クリエイター」をつなぐサービスである。
Vook Store
映像クリエイター向けのアイテムを販売するストア。クリエイターとの繋がりやメーカーとのコラボレーション実績を生かし、初心者向けから第一線クリエイター向けまで、様々な製品や最新機材などを取り揃えている。
Vookの求める人物像
前提として同社のビジョン「映像クリエイターを無敵に。」に共感し、ビジョンに向かって共に走り続けられる人物が求められている。
また、コアバリューも設定されており、とにかく早く動けることや自走できる能力、常に新しいことへ挑戦する姿勢なども不可欠と言える。
Vookの社員の声
Vookメンバーのバックグラウンドは様々であり、各人のスキルだけではなく個性や背景を尊重しながら社内を活性化し、ビジョンに向かって邁進しようとする気概が見受けられる。
上京以来、映像制作について教えてくれる人もいなかったので、ほとんど独学でここまできました。(中略)試行錯誤する中で、「なんだ、こうすれば簡単じゃん」といったことを経験しながら、最初の5年くらいはそうした「壁」にもがき苦しんでいましたね。
それと同時に、映像業界の閉鎖的な部分も目にしてきました。
(中略)
映像づくりは楽しいですが、なぜかこの業界は漆黒で…(笑)。大学生の頃に、「過酷だから映像業界は大変だよ」と言っていた先輩を多く見てきました。もし映像業界で働いたとしても、帰れない、休めないは当たり前。そんな悪しき伝統を変えていくのがVookです