アンドパッド ANDPAD Inc.
アンドパッド HPより
企業について
株式会社アンドパッドは、建築・建設業界にデジタルシフトを起こすことと、それによる生産性向上や就労者数の底上げなどの命題に取り組むために設立された、建築×IT企業である。
建築・建設業界における慢性的人手不足や長時間労働と言った労働環境の問題、高齢化など、業界全体の課題改善を標榜している。
具体的には、電話やFAXでのアナログで煩雑な連絡手段という点に着目し、この分野のIT化に着手。日本のセンターピンである建設業に対し、よりクリエイティブに、かつ効率的に働けるための各種取り組みを行っている。
その中で業界内で新鋭の取り組みとして注目されているのが、同社の主力商品である「ANDPAD」だ。煩雑な書類のやり取りを簡素化する新しい電子受発注システムであり、ペーパレス化などの現場の効率化はもちろん、導入会社の標準工程の整理や品質向上、引合客・契約客・OB客の一括管理、煩雑かつ複雑化する一方の経理部門の労力軽減、そして、対施主との議事録や、図面、施工中の写真などの共有などにも活用されている。
同社は2012年にリクルート出身の稲田武夫氏により「株式会社オクト」として設立された。2021年現在、本社の東京を中心に仙台、大阪、福岡の全国4都市に拠点を構えている。
2020年5月13日には旧社名「株式会社オクト」から、現在の「株式会社アンドパッド」に変更するとともに、ブランドロゴもリニューアル。”支え合いながら築く、寄り添いながら積み上げる”という新ブランドロゴに込められた想いのもと、新しい建築・建設業界を作り上げていこうという姿勢を強くしている。
Minerva Growth Partners、Sequoia Capital Chinaの日本での投資第1号案件となったほか、主要株主には、DNX Ventures、グロービス・キャピタル・パートナーズなどが名を連ねる、日本を代表するユニコーン企業である。
-
代表者稲田 武夫
-
設立2012年9月
-
所在地東京都千代田区神田練塀町300
住友不動産秋葉原駅前ビル8階
アンドパッドの理念
幸せを築く人を、幸せに。
住まいをつくる。ビルや施設をつくる。街をつくる。
生活を豊かにする建築・建設業は、幸せづくりと例えられます。
私たちは、その幸せづくりをする人たちを、 テクノロジーの力で後押ししていきたい。
心からそう考えています。日々、進行状況が変わっていく現場は、
設計や仕様の変更、それにともなう資料づくりや施工開始の遅延、
電話やFAXでの情報共有、 現場確認のための移動など、
時間との闘いでもあります。そんな慌ただしい現場に、心のゆとりを生み出す。
質をさらに追求したり、技術を磨いたり、
知識を蓄えたり、家族や仲間との絆を深めたり。
お互いの仕事をたたえ合い、誇れる仕事を増やしていく。どれだけテクノロジーが進歩しても建築と建設が、
人の手によって生み出される創造的な仕事であることは、
これまでも、これからも、変わりません。
その手で幸せを築く、すべての人たちを幸せにする。
それが、私たちANDPADです。
アンドパッドの沿革
- 2012年
- 株式会社オクト設立
- 2016年
- クラウド型建設施工管理サービス「アンドパッド」サービス開始
- 2018年
- 日本最大級のリフォーム会社紹介サイト「ホームプロ」と業務提携
- 2020年
- 社名を「株式会社オクト」から「株式会社アンドパッド」に変更
- 2022年
- 「アンドパッド」の利用企業数13万社、ユーザー数33万人を突破
アンドパッドのサービス
クラウド型建設施工管理サービス「アンドパッド」の開発・提供。
プロジェクト施工管理や工程表管理、写真・ドキュメント管理、チャット、カレンダー、粗利管理、営業管理など100%自社開発であるクラウドサービスを提供。2016年のサービスリリース以来、2022年現在までの利用社数は13万社以上に登る。
国土交通省のNETIS (新技術情報提供システム) にも登録されており、現場監督や職人、協力会社、経営者、経理担当など、様々な業界で33万人以上が利用しているサービスである。
アンドパッドの求める人物像
急成長を続ける同社では、各種エンジニアやビジネスコンサルタント、セールスマネージャー、カスタマーサポート、人事、労務、財務など、様々な職種での採用を積極的に行っている。
求める人物像としては総じて、速いスピードで変化を続ける社内外の状況を柔軟に捉え、先を予測しながら自発的に仕事を創り出し、価値を発揮することができる人物である。
アンドパッドでのキャリアパス
2020年8月現在、社員数は185名で、そのうちエンジニアは約80名と4割を超える。
特にエンジニアポジションは細分化されており、バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア、アプリエンジニアなど多種多様なスキルを持つメンバーが協働している。
エンジニア以外では、新規事業開発や経営/事業企画、マーケティングなどのポジションがあり、戦略コンサルティングの経験者が求められるなど、ポストコンサルの活躍の場としても注目される。
また、2020年4月から年2回の新しい評価制度の運用を開始。同社独自の指標である「6Value」に基づいて社員の貢献度を評価し、「評価の見える化」が推進されている。
アンドパッドのトレーニング
在宅勤務やリモートワークを導入しており、自由度の高い書籍購入補助制度や自主的な勉強会も数多く開催され、社員が働きやすく、コミュニケーションを取りやすい環境を整えている。
アンドパッドの社員の声
ANDPADが無いと仕事が出来ない。
ANDPADがあることが当たり前。
ANDPADを使ってない会社に入りたくない。
そんな世界観をこの業界で目指していきたいと感じていますし、ANDPADが目指すビジョンに共感していただいた方々と共にこの道のりを共に進んでいきたいと考えています。
建築・建設業界×ITというジャンルは他業種に比べて比較的新しく、まだまだ成長余地が残されている領域です。その分苦労も多いですが、チーム一丸となって現在の状況を楽しみながら業務に取り組んでおります。
アンドパッドには業界の負を自分ごとに感じ担当領域に活かそうとする社員が多く働いています。全員が建築・建設業界の抱える課題を解決する為に会話できるのはアンドパッドの強みだと思います。
「ありがとう」「助かりました」と言って頂ける瞬間。
アンドパッドでカスタマーサポートの仕事をやっていることに誇りを感じます。
アンドパッドに入社を決意したきっかけの一つは、面接の中でアンドパッドはどんな会社か?と聞いた際「一言で表すと“カオス”です」と言われたこと。(中略)もう一つは、会社全体で「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションを実現するためにクライアントファーストで動いている事に共感を持てたこと。
業務改善や売上向上のためのサービスは多々ありますが、プロダクトへの自信と、本気でクライアントと向き合う姿勢が感じ取れたことが大きいですね。私もその一翼を担う存在になりたい、と強く思いました。