ウルシステムズ UL Systems, Inc.
ウルシステムズ HPより
企業について
ウルシステムズは、戦略的ITコンサルティングを事業内容とする企業。
本社は東京都中央区。福岡に九州オフィスを置く。従業員数は550人(2024年時点)
2000年7月創業。2006年にジャスダック市場上場。2011年10月3日に株式会社イーシー・ワンを経営統合。ULSグループとして持ち株会社化、主力事業をウルシステムズとして子会社化、現在の体制となる。
IT技術と業務分析・システム設計力により、クライアント企業のIT戦略立案と実行を支援し、健全なIT投資に貢献することを標榜する。
ビジネスを成功に導くシステム開発がうまくいかない原因は、「ビジネスとITのギャップ」にあるとの考えに基づき、経営とITのギャップを埋めるという信念のもとに中立・独立な立場でのITガバナンス強化の支援、コンサルティングを行っている。
単なる外部コンサルではなく、「戦略立案」「IT構築」「業務改革」を、現状分析に基づく戦略策定から、ビジネスモデル設計、システムの構築、新業務の現場への展開にいたるまでのトータルなサポートを実施していることが特徴。
特に技術力においては高い評価を得ており、日系大手企業のクライアントも多数抱える。
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代表者代表取締役会長 漆原 茂
代表取締役社長 横山 芳成 -
設立2011年(創業2000年)
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所在地東京都中央区晴海 1-8-10
トリトンスクエア タワーX 14階
ウルシステムズの理念
私たちが目指すもの
アジリティを高めて
変化の波を乗りこなす市場のグローバル化や顧客ニーズの多様化、破壊的イノベーションの出現、世界的なパンデミック…。企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。先行き不透明で将来の予測が困難な時代を生き抜くための鍵。それはアジリティ(Agility:機敏さ、軽快さ)です。刻一刻と変化する状況に合わせて的確に判断を下し、素早く方向転換する力を指します。小回りの利く組織は予期せぬ事態に直面しても迂回ルートを見つけられますし、様々な打ち手を次々と試しながら新たな勝ち筋を探ることができます。アジリティこそが今、最も重視すべき力なのです。
私たちが提供する価値
機敏に動くために
組織の体質を改善するウルシステムズはデジタルとビジネス、企業変革に関する知見を総動員して企業のアジリティを限界まで高めます。前例踏襲でなおざりにしてきたルールやプロセスを見直して品質とスピードを研ぎ澄ます。老朽化・複雑化したシステムを刷新し、新サービス投入のリードタイムを短縮する。成長のビジョンと情報を共有し、権限を委譲して合意形成と意思決定の所要時間を最小化する。組織構成と社員のマインドセットを継続的な変革に向けて組み替える。こうした取り組みを通じて企業全体のアジリティを高めます。リソースの適材適所への配置が進むため、顧客の理解や価値創造などの「攻めのテーマ」に集中投資できるようにもなるでしょう。
私たちのアプローチ
精鋭チームが
企業変革をリードするアジリティの強化は全社横断の高難度プログラムです。実現までの道のりには無数のハードルが待ち受けています。構想を構想のままで終わらせないために強力な推進役が欠かせません。現業の維持に忙殺される社員に代わってその任に当たるのが、経営層直属の実働部隊・センターオブエクセレンス(CoE)です。ビジネス、デジタル、データ、財務、法務、人事など社内外から招集した各分野のプロフェッショナルで構成。ビジョンやロードマップの策定などのプランニングはもちろん、予算の編成や投資決裁の獲得、ステークホルダーとの合意形成、個別プロジェクトの立ち上げといった実行面まであらゆる実務をこなします。私たちはCoEの中核としてチーム組成から運用まで担います。
ウルシステムズの沿革
以下に同社の主な沿革を記載する。
- 2000年
- 漆原茂氏により創業。
- 2006年
- ジャスダック市場上場。
- 2011年
- イーシー・ワンを経営統合。
- 2013年
- 短期間でのクラウドサービス拡充を目的にエスキュービズムより一部事業を譲受ける。
ウルシステムズのサービス
- 戦略的ITコンサルティング
- White-eYe™:クラウド型DWHプラットフォーム
- ULFIRE®:インメモリーデータグリッド
- CEP/Streams:超高速リアルタイムデータ処理
- Hadoop:ビッグデータの分散バッチ処理
- Talend:クラウドデータ統合基盤
- Identity Manager:統合ID管理
- Caché:高性能オブジェクトデータベース
- Agile:基幹業務アジャイル開発
- 開発方法論と業務フレームワーク
ウルシステムズの求める人物像
ウルシステムズが求める人物像は、コンサルティングスキルとIT技術を併せ持ち、戦略的にITを活用できる人物である。
当然、ITに関して深い知識・経験を持ち、それを最大限活用できる能力が必要だ。
また、ITのプロジェクトではスキル・ナレッジだけでなく、チャレンジングなマインドがキーになる場合もあるため、ビジネス経験や技術力だけではなく、人柄、職業観、顧客思考、コミュニケーションスキル、論理思考力といった部分も面接では重視される。
ウルシステムズでのキャリアパス
同社ではCIO支援コンサルタント、テクノロジコンサルタント(アーキテクト)、業務分析コンサルタント、プロジェクトマネージャーなど、様々な分野でのキャリアを極めることができる。
ウルシステムズのトレーニング
教育制度が充実していることも同社特徴のひとつ。
コンサルティング業務未経験者でもいち早くコンサルタントとして戦力化できるよう、入社後の初期研修制度が充実しており、コンサルタントとしてキャリアアップしていくための最適な環境が整えられている。初期研修以外にも、シニアスタッフによる勉強が頻繁(月2回~)に開催されている。こうした勉強会の中には、外部セミナー、有料セミナーで講師を務めるようなシニアスタッフによるものも多く、内容の充実度、レベルの高さなどから在籍社員からの評判も高い。
導入研修
新卒者は、三カ月に及ぶこの研修でビジネスマナーやシステム開発に必要な基礎スキルを学ぶ。
ITのプロに必要な基礎知識、スキル習得できるよう設計されたオリジナル研修。
キャリア採用者に対しては一カ月程度の導入研修を行っており、会社としての方針や考え方、ロジカルシンキングなどコンサルタントとしての基本技術、専門スキルを磨く研修を行っている。
自己啓発支援
能力開発補助制度の下、外部の研修やセミナーなどの受講費用の9割を補助している。(ただし、年間上限10万円)