センシンロボティクス SENSYN ROBOTICS, Inc.
センシンロボティクス HPより
企業について
センシンロボティクスは、AI(画像解析)×ロボティクス(ドローン等)のテクノロジーを武器に、日本のインフラを支える成長企業。産業用ドローン等を活用した業務用ロボティクスソリューションを提供している。
株式会社ブイキューブの新規事業として2015年に設立された株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパンを前身とし、2018年にセンシンロボティクスへと社名を変更。
『ロボティクスの力で、社会の「当たり前」を進化させていく。』というミッションの下、ドローンや自走型ロボットなどのロボティクス技術とAIを活用した画像解析技術による社会課題解決を標榜する。
特に災害対策、設備点検、警備監視の領域をメインに、産業・社会インフラを担う事業会社や公共団体と共に、業務の無人化・省人化を推進、日本が抱える自然災害の激甚化やインフラの老朽化、高齢化による労働人口の減少といった社会課題の解決を目指す。
ドローン等のロボティクス技術に加え、AIを使った画像解析の技術や、ドローン等をコントロールするためのアプリケーションの開発等、高いソフトウェア開発技術を持つ。
ドローンの運用サービスを提供する企業のように見えて、それだけではないテクノロジーの掛け算が同社の競争力の源泉である。
この技術力を背景に、「産業用ドローンソフトウェア」「石油石炭業界」「インフラ産業」の領域でいずれも高いシェアを誇り、官公庁やインフラ業界などから多くの引き合いを得ている。
2020年に3回目となる資金調達を実施、22億円の調達を完了した。これにより累計資金調達額は36億円となった。
本社は東京都渋谷区、71名の従業員を擁する。(2021年8月現在)
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代表者代表取締役社長:北村 卓也
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設立2015年10月1日
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所在地東京都渋谷区恵比寿二丁目36番13号
広尾MTRビル7階
センシンロボティクスの理念
Mission
ロボティクスの力で、社会の「当たり前」を進化させていく。
センシンロボティクスは、ロボティクスの力により業務の完全自動化を実現することで、
設備点検、災害対策、警備・監視を中心とする様々な領域における、
目の前に差し迫った具体的な社会課題に対してチャレンジを続けています。Value
Safety First
安全は全てに優先する
お客様に対して安全第一でサービスを提供する安心・安全のソリューションを提供する
会社の一員として、長期的にお客様と寄り添う、信頼あるサービスを育んでいくThink & Hack
考え抜き、変革する
ベストなソリューションを提供し続けるために、真摯に考え続ける組織であり続ける
常識や正攻法に捉われず、ロボティクスの力で社会課題に立ち向かい変革を起こすEmpower People
人のため、社会のために
「差し迫った社会課題を解決する」この思いに共鳴する仲間とともに切磋琢磨する
自身の力、チームの力が社会を動かせることを信じる
センシンロボティクスの沿革
- 2015年
- 株式会社ブイキューブの新規事業として株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン創業
- 2016年
- 総額約2億円の資金調達を完了
- 2018年
- 総額約14億円の資金調達を完了
株式会社センシンロボティクスに社名変更
- 2019年
- 「SENSYN DC」サービススタート
「SENSYN FLIGHT CORE」、「SENSYN DRONE HUB」サービススタート
- 2020年
- ACSLとの連携開始
伊藤忠商事との業務提携開始
ENEOSホールディングスと協業開始
総額約22億円の資金調達を完了
- 2021年
- コベルコ建機株式会社と遠隔操作(K-DIVE CONCEPT)における現場見える化機能の実装に向けた協業を開始
センシンロボティクスのサービス
業務における安全性の向上、ミス防止、労働力不足、時間、コストや災害発生時の迅速な対応など、様々な社会的課題をドローンで解決するためのサービスを展開。
- SENSYN FLIGHT CORE(業務自動化統合プラットフォーム)
- SENSYN DRONE HUB(完全自動運用型ドローンシステム)
- SENSYN DC(ドローンコミュニケーションサービス<リアルタイム映像共有サービス>)
の3つのテクノロジーを中心とした、ロボティクス技術により、以下のような業務の完全自動化を実現するソリューションの提供を行っている。
設備点検
送電鉄塔やプラント施設、大型施設屋根など様々な点検にドローンを活用している。
- 太陽光発電施設
- 通信・送電鉄塔
- プラント施設
- 大型施設屋根
災害対策
大規模な災害発生時にドローンを使用し、人手を介さず迅速に避難状況を把握したり、災害時広報を行うといったことが可能。
- 災害時広報
- 被災状況確認
現場管理
各作業現場の施工進捗、作業環境を遠隔で確認することが可能。
- 建設進捗管理
- 測量/棚卸
- プラント管理
- 巡回監視
センシンロボティクスの求める人物像
センシンロボティクスでは、社会に貢献したいという想いを持っていることはもちろん、相手の幸せを自分の喜びにできる人、また自分で裁量を持って新しいことにチャンレンジしたいというマインドを持った人求められている。
多様な専門性を持った仲間と世の中にないサービスの創造ができる環境
特に企画/開発にはさまざまな経験や専門性を持った人材が集っており、共にコラボレーションしながら他では構築し得ないような創造的なサービス構築ができる環境が整っている。
実際に以下のような専門/経験を持ったメンバーが同社へジョインしている。
- 自動運転のための画像処理や点群処理に携わってきたエンジニア
- 大手電機メーカーや自動車会社でプロダクト開発をリードしてきたPDM
- 大手キー局で技術部門のリーダーとしてディレクションしてきた映像専門家
- 航空自衛隊で管理者として豊富な建設マネジメントの経験がある一級建築士
センシンロボティクスでのキャリアパス
実力主義をベースとしており、意欲とリーダーシップのある人物であれば、社歴や年齢を問わず重要な役割にアサインされる。
例)20代後半 入社2年目 インダストリー向けチームのリーダーとして活躍
例)20代後半 入社3ヶ月 最重要顧客向けの新規プロジェクトのプロジェクトマネージャとして活躍
センシンロボティクスのトレーニング
センシンロボティクスでは、特許取得時や無人航空従事者試験(ドローン検定)合格時に報奨金を支給するなど、各種報奨金制度を設けている。
ドローン検定に合格した社員に対し、1級は5万円、2級は3万円、3級は1万円の報奨金を支給している。社員全員がドローン検定3級以上を取得することを目指している。
センシンロボティクスの社員の声
ロボティクスを活用した社会課題の解決というミッションへの共感や、ドローンを活用した事業への興味・関心から参画した社員が多い。
より困っている人の役に立ちたい、世の中に良い影響を与えるものを作りたいという気持ちが大きくなっていました。そこで出会ったのがセンシンロボティクスでした。人や世の中の役に立ちたいという想いと私の原点であるロボティクスが融合し、ロボティクスを用いて社会課題の解決を目指しているところに強く惹かれました。
もともとドローンやIoTといった領域には将来性を感じていて興味があったのですが、ドローンを使用したソリューションをメイン事業としているところに強く惹かれ入社しました。
https://www.sensyn-robotics.com/recruit/interview/kobayashiより引用
ベンチャー企業らしく、各社員が裁量を持ってスピーディに仕事を進めることができる。
ベンチャー企業ならではのスピード感と自由度が高く開発をさせてもらえるところがセンシンロボティクスの魅力の一つだと思います。開発をする上でいろいろな模索をしていく中で、自分が一番これがいいだろうと思った方法でやらせてもらえるなど、個人裁量の範囲が幅広いです。
さまざまな分野のエンジニアが在籍しており、かつ各自が深い専門性を持っているため、学び続け成長できる環境も魅力。
一緒に働く仲間に関してもセンシンロボティクスの魅力だと思います。とにかく皆さん優秀なエンジニアであるということに加え、ものすごい勉強家でご自身の専門分野内外の技術を学ぼうという姿勢がすごいです。皆さん人格者ですしコミュニケーションもかなりオープンなので、互いに切磋琢磨してエンジニア全体で成長しているのではないでしょうか。
センシンロボティクスの魅力は、様々な分野のエンジニアが在籍しているということです。自分の知らない分野の技術に触れることができますし、同じ分野でも深い知識を持っている先輩方がいるのでとても勉強になります。広く、深く勉強できる環境はエンジニアにとって魅力だと感じています。