Laboro.AI Laboro.AI Inc.
Laboro.AI HPより
企業について
株式会社Laboro.AI は、ディープラーニングをはじめとする最先端のAI・機械学習技術を駆使したオーダーメイドのAIソリューション「カスタム AI」を開発・提供するAIスタートアップ企業。AIの設計から開発・実装まで、一気通貫で提供している。企業の個別AIモデルの導入に対してコンサルティングやアドバイザリーサービスも提供している。
プロダクトや技術の提供だけでなく、企業が抱える課題の解決、ビジネスモデル変革に向けた新たなAIシステム開発までを支援するAIスペシャリスト集団である。
「効く、AIを」をコンセプトとし、「アカデミア(学術分野)から発進される最先端の機械学習技術」と「ビジネス現場の理解とそこへのAI導入の知見・ノウハウ」を武器に、クライアントの課題解決、技術の共同開発、新規事業や全社DX推進の支援などを行っている。
クライアントの事業の中でも、特に独自性や収益性の高いコアプロセスにまで踏み込んだイノベーションの創出を強みとする。
2016年に、ともにBCG、PKSHA Technology出身の椎橋徹夫氏(現CEO)と藤原弘将氏(現CTO)により設立。「すべての産業の新しい姿を作る」「テクノロジーとビジネスを、つなぐ」というミッションの実現を目指す優秀なエンジニアが集い、相互に能力を活かしあう風土が築かれている。
従業員数35名(2022年2月時点)という少数精鋭の組織ではあるが、製造業、建設業、サービス業などさまざまな業界の大手企業と多数のプロジェクトを進めている。クライアントには、伊藤忠、ソニー、ホンダ、味の素、NTT、SOMPOホールディングス、JEF、京セラなどの大企業が名を連ねる。
創業以来増収を続け、現在の売上は約7億円で黒字(2021年7月時点)。外部資本に頼らず、年30%成長と2023年のIPOを目指している。
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代表者代表取締役CEO 椎橋徹夫
代表取締役CTO 藤原弘将 -
設立2016年4月1日
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所在地東京都中央区銀座8丁目11-1 GINZA GS BLD.2 3F
Laboro.AIの理念
Laboro.AIの信念
テクノロジーとビジネスをつなぎ、
イノベーションを共に実現するパートナーとしてあなたが描くビジョンを、ともに実現するために
あなたがAIによって実現したいこと、そしてその実現によって産業にもたらされるインパクトは、どれほど壮大なものでしょうか。
私たちLaboro.AIは、AIというテクノロジーを価値ある形であなたのビジネスにつなぐ役割を果たし、すべての産業に新たな姿をつくることを使命としています。
あなたが描くビジョンがどれほど大きいものであっても、それを実現するためのロードマップを一緒に考えさせていただく存在、テクノロジーの力を最大限に引き出し、イノベーションの創出を支援をさせていただく存在、つまり「イノベーションの共創パートナー」、それが私たちLaboro.AIです。
MISSION
すべての産業の新たな姿をつくる私たちは、産業に革命を起こそうと奔走する各企業のイノベーターの方々に、オーダーメイドという方法でビジネスにジャストフィットするAIソリューションをご提供いたします。
「すべての産業の新たな姿をつくる」。そのためにクライアントさまと一緒に考え、苦労を共にし、力を合わせてイノベーションを実現する共創パートナーとして存在し続けることが、私たちのミッションです。テクノロジーとビジネスを、つなぐAIがその真価を発揮するためには、ビジネス環境や課題に合わせて必要なデータを集め、アルゴリズムを設計し、幾度の検証を行い、最適な形になるまで調整を繰り返すことが不可欠です。つまり、テクノロジーとビジネス双方の知見がなければ、実用に耐えるAIが実現することはありません。双方の知識を持ち、確実にAIをビジネスに転用すること、「テクノロジーとビジネスを、つなぐ」ことが、Laboro.AIが果たす役割です。
VISION
- テクノロジーとビジネスをつなぐ存在が、
新たなプロフェッショナル人材として知られるようになる。- 彼らが、各産業の意志あるイノベーターと出会い、
共にビジョンを描き、実現を目指している。- それぞれのビジョンが、次々とカタチになり、
産業に適用され、変革を起こしている。- このイノベーションの連続が、日本で先駆けて実現され、
グローバルに波及していく。
Laboro.AIの沿革
- 2016年
- 椎橋徹夫氏が株式会社 Laboro.AI設立、代表取締役CEOに就任
- 2017年
- AIソリューション「マッチングエンジン」リリース
- 2018年
- OKIと共同で動画解析分野における感情推定技術の研究開発をスタート
松藤洋介氏が取締役CSO兼CFOに就任 - 2019年
- エンジニアとCTOによる顔検出技術に関する研究論文が国際会議FG2019で採録
パーソルテクノロジースタッフに「専用AIマッチングエンジン」を開発/提供
「Laboro.AI顔検出エンジン」を開発
NTTPC社と「AIパートナー」としてパートナーシップを締結
日本総合研究所にカスタムAI開発・提供
大林組に建物揺れ制御に関する研究開発におけるカスタムAIを開発・提供
- 2020年
- 非破壊検査(株)対し伝熱管の検査業務を支援するカスタムAIを開発・提供
日本語音声コーパス「LaboroTVSpeech」を開発、学術研究用に無償公開
Google開発の自然言語処理アルゴリズムであるBERTを、日本語に対応できるように研究開発。同社オリジナルの日本語版BERTモデル「Laboro DistilBERT」として公開 - 2021年
- LaboroTVSpeech論文が情報処理学会 企業賞を受賞
国際学会IEEE ICASSPで論文採択
SCREENアドバンストシステムソリューションズと資本業務
「組合せ最適化ソリューション」をリリース
「物体カウントソリューション」をリリース
Laboro.AIのサービス
クライアント企業の抱える課題や目的に合わせた「カスタムAI」の提供と、そのためのコンサルティングをメイン事業として行っている。AIビジョン策定からカスタムAIの開発、実装、運用中の支援まで、一気通貫で支援し、企業ニーズを満たすさまざまなAIソリューションを開発・実装している。
カスタムAIの開発
ビジネスの実態に合うAIモデルをオーダーメイドで開発し、企業の課題解決やビジネスの変革を支援する。また、機械学習技術を活用した研究開発や製品開発に対する支援も行う。
AI活用アドバイザリー
AI開発に必要なビジョン・戦略・導入ロードマップの策定、運用のためのコンサルティンサービスを提供。
技術アドバイザリー
AI技術やシステムを導入後の相談対応、自社開発AIの検証などを行う。
■Laboro.AIが手がけるプロジェクトの種類
・クライアント企業の業務改善・効率化
・クライアント企業と共同で製品開発
・クライアント企業と共同で事業開発・サービス開発
Laboro.AIの求める人物像
Laboro AIは、以下のような人材を求めている。
- 業務も技術習得も、自分から進んで取り組む自律的な姿勢
- 同社と同社事業に対する情熱を持ち、知的好奇心に溢れる人
- 不明点を放置せず、明示して、他者に聞ける人
- 未知・専門外の領域にも興味を持ち、新技術をキャッチアップできる人
- テクノロジーとビジネスをつなぐことに情熱を持ち、当社で能力を発揮したい人
- クライアントとともに課題解決していくことにやりがいを感じる人
- 技術の力で、世の中のビジネスを変えるという理念に共感できる人
- コミュニケーションやチームワークを大切にする人
Laboro.AIの社員の声
AI開発やサービスに携わる社員として成長できる環境があると評価する声は多い。個々の得意分野や経験のレベルも高く、相互に活かし合いながらカスタムAIを生み出す精鋭集団である。
Laboro.AIは、エンジニアにとってとても働きやすい環境だと感じています。エンジニア同士の技術共有が活発で、ある時の勉強会ではメタヒューリスティックをテーマに議論して、個人的には定式化で評価関数に傾きを作る重要性について学びがありました。
また、設備が整っていて、エンジニアは全員Macbook Proを使用しており、入社の際にJISかUSキーボードを選択できます。研修の際にはGPUを使用する環境が提供されるなど、技術的なニーズに応えてくれます。さらに、プロジェクトごとにAWSの環境や、必要に応じてGPU付きの仮想サーバを作成しているため、環境でのストレスを感じることなく開発に集中できます。
成長しやすい環境が魅力です。定期的に社内案件のシェアミーティングがあり、自分が担当していない分野の知識と経験を身に付けることができます。メンバー達が高い技術力を持っており、いつでも、アドバイスや助けをもらうことができます。また、社内サーバーやクラウドサービスなどのインフラ環境も整っていて、計算リソースを自由に使うことができます。とくに、Kaggleなどのコンテストに参加するときにも会社の計算リソースを利用ことができ、人工知能分野でチャレンジしたい人にとっては良いチャンスが得られると思います。
私のような、実用的なAI関連のスキル・ノウハウを身につけたい現コンサルタントの方には、とくに相性の良い職種です。もちろん、現時点でAI・データサイエンスの技術知見があって、これをフル活用してビジネスコンサルティングのスキルを身に付けたいという方も活躍できると思います。
「クライアント様のために真に役立つAIを開発したい」という想いが満たされる場所です。同じ想いを持っている方には、心からお勧めできます。
一方、クライアント様の役に立つためには、幅広いAI技術と業界知識を深く理解しなければなりません。終わりのない勉強の日々を楽しめるような、知的好奇心が強い方にはぴったりの仕事です。
Laboro.AIの社会貢献・ESG
同社がの保有する高度な知識・技術・経験・人材などのリソースを、公益活動を行う団体や事業者に無償で提供するプロボノ活動にも取り組んでいる。
2021年に支援先を募集。山口県観光スポーツ文化部および山口鷺流狂言保存会への支援を開始した。
支援先の課題
- 県の指定無形文化財である鷺流狂言の伝承・普及
取り組み内容
- 伝統芸能の普及・教育用アプリの企画
- 後継者・担い手の確保・増加
- 観光コンテンツ化
- AI 技術を活用した狂言の動きを可視化する仕組みの開発