ソフトウェア
ソフトウェアとは、パソコンや家電製品などの機器の本体を指すハードウェアに対し、そのハードウェアを動かすためのプログラムやデータのことをいう。
パソコン内部で使うアプリケーション、たとえば、表計算ソフト、ウィルス対策ソフト、メールソフトなどがあてはまる。また、スマートフォンなどに取り込んでいくさまざまなアプリもソフトウェアである。
Mac、Windows、Linuxに代表されるオペレーティングシステム(OS)を基本ソフトウェアと呼ぶのに対し、OSの中で直接的に操作していく各アプリケーションソフトを応用ソフトウェアという。
OSとアプリケーションソフトの間に存在し、動作環境を補助するのが「ミドルウェア」である。電源を切ってもデータが保持され、ハードウェア制御のために組み込まれている「ファームウェア」などもある。
ソフトウェアは、無料で提供されるフリーソフトと、有償ソフトがある。有償ソフトは買い切りや月額課金(サブスクリプション)、シェアウェアがある。
シェアウェアは、インストール後無料で使える期間が設けられており、その期間が終了すると課金されるか、支払いがなければ使用権限が切れるという流れでの提供が多い。
有償のほうが、一般的には高性能かつ高機能である。
ユーザーは、必要性に応じてソフトウェアを追加したり、削除したりできるため快適で効率的な使用環境を作ることができる。
ソフトウェアは、基本的にはアップデートが可能なため、随時、安全で、改良された最新の状態を保つことが可能である。
IT分野でのソフトウェアの使われ方が最も一般的ではあるが、違った形でのソフトウェアの活用として、企業の人的能力や資質、もしくは、組織が持っている手法、ノウハウなどのことを指す場合もある。
お金や施設、設備などのハードウェアに対し、こちらも形のない企業リソースとなるソフトウェアである。
著名エンジニアであるマーク・アンドリーセンが「Software Is Eating The World.(ソフトウェアが世界を飲み込んでいる)」と述べたように、あらゆる産業の中でソフトウェアの重要性が増している。
企業活動にかかわるあらゆるフェーズでソフトウェアが使われていることから、戦略コンサルを受検する場合であっても、ビジネスにおけるソフトウェアの影響は理解しておかなければならない。
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