GUI(ジーユーアイ)
GUI(ジーユーアイ)とは、Graphical User Interfaceのことで、コンピュータへの命令を、グラフィック(画像)ベースでの操作で行うことができるユーザーインターフェースのことを言う。
※ユーザーインターフェースとは、コンピューターとそれを扱う人間の間で行われるやり取りを実現するための仕組みのこと。
かつてはキーボードからの入力のみによって操作するCUI(キャラクターユーザインターフェース)、もしくは、CLI(コマンドラインインターフェース)が主流であった。
画面上に文字列以外の要素はなく、人からコンピュータに出す命令もアルファベットによるコマンドを入力することで操作していく。
その時点でコンピュータがどうなっているのかの状況も文字で表現されている。
コンピュータはこのCUI形式から始まり、現在もUNIXやLinuxなどでは使われている。
これに対して、Windowsなどのように、アイコンをクリックするなどの操作によりコンピュータとのやり取りを行うのがGUIである。
たとえば、画面、アイコン、ボタン、テキストボックス、プルダウンメニュー、ポップアップメニューなどがあり、それらを介して操作を進めることができる。
また、カーソルだけでなく、ポインタで動かせるのもGUIの特徴である。
GUIは操作が直観的で、操作の結果がすぐ画面上で確認できること、画面上で確認しながら操作するためミスが少ないことなど多くの利点から、現在では広く普及している。
Windows、Mac、スマートフォン、銀行ATM、カーナビ、WEB上のコンテンツ、アプリケーションなど、一般に普及し操作されるシステムのほとんどがGUIであると言える。
GUIでもCUIでも、結果的には同じ目的が果たせるものの、誰でも直観的に扱えるGUIは一般に広く普及している。
一方でCUIは、コマンド(文字)入力は必要となるものの複雑な処理を簡単に済ませられるという特徴を持つ。
コンサルファームの面接でGUIという単語が出てくることは稀であるが、情報社会における一般教養として何を指しているのかくらいは理解しておきたい。
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