24卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング「アクセンチュア」の存在感が増す
オープンワーク株式会社は「24卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【男女文理編】」「24卒就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング【大学別編】」を発表した。
24卒向けの企業の採用活動が3月1日から解禁され、就活シーズンが本格化し始めた。今年の採用活動は全国各地で企業の合同説明会イベントや対面形式での選考が復活し、新卒採用予定数を増やす企業が前年比で3割増加するなど、活況となることが予想される。
24卒学生全体の総合ランキングは以下の通りだ。
1位 アクセンチュア
2位 レバレジーズ
3位 NTTデータ
男女別では男子学生1位がアクセンチュア、女子学生1位がレバレジーズとなった。その他、男子学生は総合電機メーカー等有形商材を扱う企業、女子学生は人材サービス等無形商材を扱う企業が多くランクインした。また、文系学生では1位がレバレジーズとなり、営業職種を有するサービス系企業が、理系学生では1位がNTTデータとなりエンジニア職や研究職を有する企業がランクインした。
これら人気のある企業は「20代成長環境」への社員評価が高いという共通点を有し、「転職前提の就職活動」という若い世代のキャリア観、ジョブ型雇用の促進などによるキャリア初期におけるスキルセットへのニーズの高さがうかがえる結果となった。
大学別では東大生がコンサルティング企業、京大生は関西圏の企業への注目が高い傾向だ。
東大生、京大生ともに1位にランクインしたのは、アクセンチュア、2位は野村総合研究所。東大生のランキングではコンサルティング・シンクタンク業界企業がランキングの半数以上を占めており、東大生の根強いコンサル系企業への興味関心の高さがうかがえる。また、京大生では関西電力、サントリーといった関西に本社を置く企業が多くランクインし、旭化成、トヨタ自動車といった大手メーカー企業もランクインした。
早大生はtoCサービス企業や商社、慶大生は金融会社・広告代理店への注目が高い傾向。MARCH学生はIT業界企業、関関同立学生は関西圏の企業への注目が高い傾向がうかがえる結果となっている。