NTTデータ経営研究所、地域金融機関向けサイバーセキュリティ合同演習を提供

株式会社NTTデータ経営研究所は2024年7月、複数地域の金融機関が参加可能なサイバーセキュリティ演習の提供を行うと発表した。

昨今、日本では大規模なサイバー攻撃が発生しており、その攻撃手法はさらに高度化・複雑化している。すでに、金融機関に対するサイバー攻撃による業務妨害や重要情報の窃取、金銭被害等の被害が発生しており、サイバー攻撃の脅威は金融機関システムの安定に影響を及ぼすリスクとなっている。そのため、金融機関が金融システム機能を十分に発揮するためにはサイバーセキュリティ態勢の強化が急務だ。また、金融機関は各業法において、業務の健全かつ適切な運営などを確保することが求められており、業務の健全性、適切性の観点からもサイバーセキュリティ対応態勢の確保が必要である。しかし、地域金融機関の規模差は大きく、サイバーセキュリティ対応に向けた自己診断や有事発生時の初動対応を左右する役員職の行動手順の精緻化・見直しが期待されている。

このような状況を踏まえ、当社は地域金融機関における有事発生時対応能力の向上を目的とし、地域金融機関に特化した合同参加型サイバーセキュリティ演習を企画・運営。地域金融機関のサイバーセキュリティ態勢強化に寄与するとしている。

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