KPMGジャパンは2022年9月、世界最大の貿易銀行である香港上海銀行(HSBC)と協働でアジア太平洋地域の新興巨大企業とその成長要因について分析したレポート「アジア太平洋地域の新興巨大企業:Emerging Giants in Asia pacific」を発行した。
日本の他に中国、インド、シンガポールなど今後10年間で世界ビジネスに影響を及ぼすと考えられる主要12市場を調査している。レポートでは、これらの市場において未来のユニコーン企業として出現する可能性のある企業(未上場で時価総額5億ドル以下)に焦点を当てて調査を行うことで、アジア太平洋地域において成長するビジネスモデルや条件を洞察している。分析時に着目された項目は「アジア太平洋地域全体の成長」、「BtoCからBtoBビジネスへの変革」、「人口増加と新たな消費層の出現」、「ローカライズされたビジネスモデル」、「製造業を多く抱えるアジア太平洋地域におけるテクノロジーの影響」、「ESGへの関心の高まり」の6つ。
レポートにはその他にも、アジア太平洋地域の重要な動向や各市場における上位10社の新興巨大企業の紹介や、地域全体における新興巨大企業上位100社の紹介も掲載されている。