イグニション・ポイント、「ナイトミュージアムKANSAI実行委員会」の企画・運営業務を受託し、関西の美術館や博物館等の夜間活用を目指す
2024年8月、イグニション・ポイント株式会社(以下:イグニション・ポイント)は、関西の美術館や博物館等の夜間活用を図る関係機関が参画する「ナイトミュージアムKANSAI実行委員会」の企画・運営業務を受託したことを発表した。
■ナイトミュージアムKANSAI実行委員会について
2024年6月、文化庁「Innovate MUSEUM事業(ネットワーク形成による広域等課題対応支援事業)」を活用し、関西の美術館・博物館と経済界がタッグを組み「ナイトミュージアムKANSAI実行委員会」がスタートした。日本におけるナイトタイムエコノミー(夜間に行われる経済活動)の中核コンテンツとして、ミュージアムの夜間活用のさらなる周知に加え、継続的な取り組みの機運を関西から醸成することを目的としている。
現在、関西の文化施設は昼間の利用が中心であるが、夜間の活用に新たな観光資源としての可能性が眠っている。そこで、2024年度の夏~秋に京都市京セラ美術館、京都府京都文化博物館、滋賀県立美術館の夜間利用を実現するほか、デジタルマップを駆使した近隣施設との提携あるいは周遊企画が予定されている。
同委員会は、この取り組みをさらに広げ、さまざまなミュージアム間の連携を通して、文化と経済の好循環モデルを関西から全国に発信していくことを目指している。
■イグニション・ポイントの役割と期待
イグニション・ポイントは、この取り組みにジョインする美術館・博物館などを中心に周遊イベントを実施し、取り組み拡大のためのリサーチを実施することで、さまざまなミュージアムの連携による文化と経済の好循環モデルの確立を目指している。同時に、地域社会への貢献、文化振興と経済活性化に寄与していくことを目指しており、関西の魅力を全国に広めていく役割が求められている。