イグニション、Web3社会に向け新規ビジネス創出のためのNFT活用支援のコンサルティングサービス本格始動
イグニション・ポイント株式会社(以下、イグニション・ポイント)は2023年6月、Web3社会に向け、これまでのNFTビジネスのサービス企画・開発を通じた運営実績をもとに、新規ビジネス創出のためのNFT活用を伴走するコンサルティングサービスを本格的にスタートすることを発表した。本サービスでは、クライアントの業務改善、サービス創出に向け、戦略や施策策定から実効まで包括的に支援する。
世界におけるNFT市場は、2020年の「NBA Top Shot」のローンチを契機に、2023年には約328.9億米ドル(約4.6兆円)に達すると推測されている。日本においても、アニメやゲームなどのコンテンツ企業がNFT市場に参入し、スポーツや自動車業界もファンの満足度向上やコミュニティの活性化、部分や商材の管理においてNFTを活用する取り組みが増加するなど、クライアントに対するNFTの提供価値が変化している。今後もDeFiやPlay to X、トークングラフマーケティングなど、NFTを活用した新たなビジネスモデルの創造が予想されるが、関連法令への遵守やNFTプラットフォームの選択、IPコンテンツの権利者との調整等、NFTビジネス特有のステップについて検討の必要がある。このような背景から、イグニションはWeb3社会に向けた新規ビジネス創出のNFT活用を支援するコンサルティングサービスの提供を開始する。
イグニション・ポイントは、ビジネス変革及び新規事業開発の実績や知見に加え、適宜業界や各種領域の知見を有する専門家とともに連携することで、日々発展するNFTに関連する動向を的確に捉え、クライアント企業のニーズに合わせた包括的な支援提供を行う。具体的支援内容は以下の通り。
1. 調査分析
・NFT活用を想定している市場の環境調査
・NFT活用に向けた適用領域・類似事例調査
2. 戦略策定
・ビジネス目標(目指すべき姿)、提供価値コンセプト、ターゲット顧客の特定
・事業性、ビジネスケース、ビジネスモデルの検討
・関連法令やガイドライン等への対応
・NFTビジネス事業実施に向けた実施計画立案支援
3. ユースケース・アイデア導入
・NFT活用を実施するデジタルコンテンツ(またはユーティリティケース)選定
・NFTの所有から利用までの一連の体験設計(ユーザーUI)
4. ビジネス骨子検討
・既存プラットフォームの活用検討、マーケットプレイスの選択検討
・ステークホルダーとの調整・契約に向けた各種支援
・NFTビジネス運用オペレーション検討、構築支援
5. PoC企画・実行から事業化伴走支援
・PoC企画(技術/ビジネス)の策定から実行支援
・PoC検証結果とりまとめ
・事業判断指標の設計、モニタリング(KPI等)
・初期サービスの立ち上げに向けたマーケティング施策支援